9人組アイドルグループ・アンジュルムが22日、都内で新曲「七転び八起き／臥薪嘗胆／魔法使いサリー」発売記念イベント前に取材に応じた。11月29日の日本武道館公演での卒業後に作詞家の道に進むことを明かしていた福田花音は、お笑いコンビ・ピースの又吉直樹にちなみ「私も芥川賞を狙いたい！」とノリノリ。「文章もいずれは書く？」と報道陣を驚かすと「頑張りたいけど、まずはつんく♂さんを超えること」と高らかに掲げた。

【写真】その他の写真を見る

　すでに作詞の勉強中だという福田は「今回が最後のシングルと言われているけど、最後は自分の書いた歌詞を歌いたい」と熱望。「けっこういろんな詞を書いたりしているので、卒業までに形にしたい。私がアンジュルムにいたという証を残すような曲が書けたらうれしい」と目を輝かせていた。

　つんく♂からは「自分のやりたいことをやりたいように頑張って、元々礼儀の正しい子じゃなかったんだからハチャメチャにやっていいよと言われた」と明かした。

　この日は新曲「臥薪嘗胆」にちなんで、それぞれ想いを込めた一文字を記したダルマを持参。「完」の文字を書いたダルマを抱えたリーダー・和田彩花は「今年で9人体制が終わるので。寂しいなという気持ちと、9人で完全体をみせたいという気持ちです」と意気込んでいた。

　イベントでは新曲3曲を含む全5曲を披露。2ステージで集結した約2000人のファンの熱気に包まれながら、全力のパフォーマンスを魅せていた。

★YouTube公式チャンネル「オリコン芸能ニュース」