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台湾人気バンド・MAGIC POWER、日本進出で吉本とタッグ「キムタク&田村淳と共演したい」

 アジア全域で絶大な人気を誇る台湾の6人組エレクトロロック・バンドのMAGIC POWER(マジック・パワー)が、台湾・高雄アリーナでライブツアー『我們的主場』を18日に開催。同ライブ終了後の記者会見で、YOSHIMOTO R and Cに所属し、日本進出をすることを発表した。

MAGIC POWER(左から)カイカイ、レイボウ、ティンティン、ガーガー、グーグー、アシャン(C)oricon ME inc.

MAGIC POWER(左から)カイカイ、レイボウ、ティンティン、ガーガー、グーグー、アシャン(C)oricon ME inc.

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 MAGIC POWERは、ボーカルのティンティンとガーガー、ベースのカイカイ、ドラムのアシャン、ギターのレイボウ、DJのグーグーの6人組。今年、結成して6年目を迎え、台湾をはじめアジア全域で絶大的な人気を誇り、アメリカやフランス、カナダにも進出している。エレクトロニック・ダンス・ミュージックに独自のエッセンスを加え、ロックからHIP HOP、バラードまで幅広い楽曲は、全てメンバーが作詞作曲を行う。同じ事務所には、今年8月に台湾出身バンドとしては初となる日本武道館公演を行う、台湾の人気バンド・Mayday(メイデイ)を先輩に持つ。昨年同様に8月には、『SUMMER SONIC 2015』に出演する。

 日本進出にあたり、ティンティンは「僕たちのEDM的なパーティーチューンの音楽とパフォーマンスを日本のみなさんに披露したいです」と言い、「日本のみなさんは、すごく礼儀正しく、仕事熱心だなと思いました」(ティンティン)と日本の印象を語った。また、アシャンは「僕が初めてライブを観たのが、LUNA SEAの台湾公演で、そのときからドラムを始めました。日本の音楽が僕の原点です」と音楽を始めたきっかけを明かし、グーグーは「音楽だけでなく、日本のみんなはオシャレ。ORANGE RANGEやDragon Ash、m-floなど、日本のアーティストのファッションも参考にしています」と来日した際は、ショッピングが楽しんでいると言う。

 また、「木村拓哉さんに会いたいです。『学校へ行こう!』(TBS系)や『USO!?ジャパン』(同系)など、日本のバラエティ番組を観て、日本が好きになったので、機会があればV6さんやTOKIOさんと会いたいです」(グーグー)と言い、「『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)を観ていたので、田村淳(ロンドンブーツ1号2号)に会いたいです。あとは、ここではちょっと言えない人とも会いたいです」(カイカイ)と含みを持たせ笑いをとった。

 日本進出に向け2ヶ月前より日本語を勉強中のメンバーは、「日本語で自己紹介をします」と覚えたての日本語を披露。「先生が大変そうです。教科書通りに授業を進めていても、僕たちの質問が多すぎて、いつも授業が中断してしまって、授業がなかなか進まない」と熱心に勉強しているようだ。「まずは『SUMMER SONIC』のステージを成功させ、いつか日本武道館でライブをしたいです」(グーグー)と意気込んだ。

 ライブでは、EDMサウンドのアップテンポナンバーの「感覚犯」ほか、人気曲「射手(シューター)」では、観客も一緒に“射手ダンス”で盛り上げ、「Miss Incradible」では、握手やハイタッチするなど、メンバーそれぞれファンと交流。「I still love you」では、ティンティンがピアノ弾きしっとりと聴かせ、サビではファンも一緒に大合唱。このほか、メンバー同士のドラムバトルやダンスバトルで、自身のパート以外の楽器やダンスを披露し、多彩な一面を見せた。

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  • MAGIC POWER(左から)カイカイ、レイボウ、ティンティン、ガーガー、グーグー、アシャン(C)oricon ME inc.
  • MAGIC POWER(左から時計回りに)アシャン、グーグー、カイカイ、ティンティン、レイボウ、ガーガー(C)B’IN MUSIC
  • MAGIC POWER(左から)カイカイ、ガーガー、アシャン、グーグー、ティンティン、レイボウ(C)B’IN MUSIC
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