きょう19日放送のMBS・TBS系『情熱大陸』(午後11時25分〜、通常は毎週日曜 後11:00)に、史上初の“芥川賞芸人”となったお笑いコンビ・ピースの又吉直樹が登場する。同番組では、今年1月に発表した文芸誌デビュー作『火花』の単行本が刊行された3月から、今月16日の選考会当日まで密着取材を敢行。作品発表からノミネート、受賞までの日々に何を思ったのか? 芸人としてのジレンマは? 受賞の瞬間から記者会見場への移動の車中にも完全密着した。 『火花』の掲載誌『文學界』(文藝春秋)が創刊以来初めて増刷され、単行本は累計104万部まで増刷されることが決定。不況の出版業界の期待の星となった。世間の注目度が高まるにつれ“先生”扱いされるようになった又吉。そんな周囲の評価とは裏腹に、又吉は芸人としての自分を変えようとはしない。「自分にとって、小説を書くことは芸人の仕事にめっちゃ近いんです」と話す。漫才やコントを書いたのと同じで、小説も好きだから書いた。
2015/07/19