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『2015上半期ブレイク芸人』、8.6秒バズーカが首位〜若手が続々台頭、“豊作”だった上半期

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 上半期のお笑い界を振り返ると、今年もさまざまな芸人たちが飛躍し、お茶の間の人気者に仲間入りを果たした。そこでORICON STYLEでは、恒例の『2015年上半期“最もブレイクした”と思うお笑い芸人』についてアンケートを実施。見事1位に輝いたのは、「ラッスンゴレライ」で一大旋風を巻き起こした【8.6秒バズーカ】。圧倒的な票数で2位を引き離し、堂々の首位で大ブレイクを証明した。

■圧倒的な支持で断トツの首位 「ラッスンゴレライ」で旋風起こす

  首位に輝いた8.6秒バズーカは、はまやねんと田中シングルにより2014年4月に結成された新人お笑い芸人。赤いシャツと赤いズボン、黒いネクタイにサングラスというオシャレな衣装がトレードマークの2人は、耳に残るリズムネタを披露し瞬く間に人気に。謎の単語「ラッスンゴレライ」と絶妙なリズムが若い世代に支持され、テレビで観ない日はないほどの活躍を見せた。

 相方・はまやねんを笑わすために田中が踊り始めたことがきっかで生まれた「ラッスンゴレライ」。注目が集まれば集まるほど、「ラッスンゴレライ」の意味は?と憶測を呼び、ネットでは都市伝説が囁かれるほど盛り上がりをみせた。噂は広がり本人が否定するほど大きな話題になったが、そんな根も葉もない噂がたつのもブレイクならではと言えそうだ。

 吉本史上最速の結成11ヶ月で行った単独公演のチケットは大阪公演と東京公演共に約1分というスピードで完売、その人気を証明した。8月から開催される『M-1グランプリ2015』にエントリーしており、「1回戦敗退はないように頑張りたい」とコメント。「ラッスンゴレライ」からの脱却に意欲を見せている。

 彼らの支持理由には「上半期中ずっと『ラッスンゴレライ』を聞いていた気がする」(愛知県/20代/女性)、「知らない人がいないくらいになったから」(大分県/30代/女性)「お笑いが嫌いな私でも知っている」(神奈川県/30代女性)などが挙がり今年に入って急激に知名度を上げたことがわかる。また、「リズムネタだから自分も真似しやすくてとても流行ったから」(広島県/10代/女性)、「多くの子どもが真似をしてたので」(石川県/40代/男性)という意見も多く、“マネがしやすいリズムネタ”は多くの人を楽しませたようだ。

■もはやアーティスト!? みんながマネした「あったかいんだからぁ♪」

 2位は今年2月にCDを発売し歌手として飛躍した【クマムシ】。ヒゲでホウズ頭のちょっと厳つい長谷川が“生まれ変わってアイドルになったら”という設定で突然歌いだす「あったかいんだからぁ〜♪」が流行。CDは週間シングルランキングTOP10にランクインし、ミュージックステーション(テレビ朝日系列)をはじめとする音楽番組への出演を果たすなどアーティストとしての活躍が目立った。また、一般の人のだけでなく、SKE48・松井珠理奈やゴールデンボンバー・鬼龍院翔などのアーティストが歌をカバーし話題を呼んだ。

 支持理由には「フレーズがおぼえやすい」(兵庫県/10代/男性)、「『あったかいんだからぁ〜』のフレーズはつい口ずさんでしまう」(石川県/20代/女性)と寒い季節に思わず口ずさんでしまうフレーズと可愛く腕を振るフリが多くの人に受け入れられた。なかには「音楽ネタからミュージシャンに進出しているので」(青森県/50代/男性)という意見もあり、お笑い芸人でありながら“アーティスト”としてブレイクしたことが伺える。6月から3ヶ月連続で新曲をリリースすることも決まっており、3作を「夏の3部作」として配信するクマムシ。「あったかいんだからぁ〜♪」に代わる夏にピッタリのフレーズでヒット曲を生み出せるのか、新曲に期待が高まる。

■新星・ピスタチオ、“気持ち悪さ”を売りに独自の道を進む

 3位には白目漫才で人気の【ピスタチオ】がランクイン。絶妙な気持ち悪さを兼ね備えた彼らが織りなす、シュールな井戸端会議は不思議な世界観を放っており、見る人を魅了している。「気持ち悪いけどハマる」(群馬県/30代/女性)、「とにかく顔、風貌のインパクトがすごすぎる。あまりネタが思い出せないくらい顔が強烈に印象的」(東京都/40代/女性)とその気持ち悪さに病み付きになる人がじわじわと増えてきている。

 “気持ち悪さ”を売りにブレイクした芸人はアンガールズや南海キャンディーズ・山ちゃん、ノンスタイル・井上などが挙げられるが、近年ニューフェイスが現れていなかったため、新星・ピスタチオへの期待は高まりそうだ。

 そのほかランキング上位の顔ぶれを見ると、女優ばりの演技で“絶世の美人が言うようなセリフ”を次々繰り出す【おかずクラブ】と、見えそうで見えないギリギリ感が笑いを誘う【とにかく明るい安村】が同率4位にランクイン。9位にはバラエティ番組への出演が増えた【あばれる君】が浮上し、フレッシュな顔が並んでいる。また、10位には作家として活躍した【又吉直樹(ピース)】が個人でのランクイン、その才能が再度注目されている。

 上半期、歌ネタで話題の2組が上位を席巻する結果となったが、“ラララライ”でブームを巻き起こした藤崎マーケットが『リズムネタ撲滅キャンペーン』という冊子を作るほど、歌ネタブームの終わりは早い。同冊子を先輩からプレゼントされたという8.6秒バズーカは、その教訓を胸に新ネタで評価を得られるのか?下半期の活躍に期待したい。

TOP10ランキング表

【調査概要】
調査時期:2015年6月23日(火)〜6月29日(月)
調査対象:合計1000名(自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員10代、20代、30代、40代、50代の男女)
調査地域:全国
調査方法:インターネット調査



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