全員野球女子のアイドル「プレイボールズ」

 百花繚乱、女性アイドルグループ全盛の芸能界にまた一つユニークな7人組が登場した。“野球好き女子による野球好きのため”のアイドルグループ「プレイボールズ」だ。要は歌って踊って野球の素晴らしさを伝えていくという話らしいが、目標は高くWBC侍ジャパンの公式サポーター就任だという。

 結成は今年の3月、オーディションを経て集められた7人は全員が大の野球好き。しかも学生野球部のマネジャーやチアリーダーの経験ありで、元ソフトボール選手だった者もいる。歌って踊る際のコスチュームも当然野球のユニフォーム。結成後のダンスレッスンは、元巨人軍公式チアリーダー「ヴィーナス」出身の現役チアリーダーの猛特訓だというから本格的だ。

 ピンク・レディーがユニフォームで歌った大ヒット曲「サウスポー」(1978年)や、番組企画で一部野球がテーマのグループが過去に活躍したケースはあるが、ここまで徹底して“野球”一色のグループはいそうでいなかった。

 キャプテン(リーダー)の大道寺葵(だいどうじあおい)は、「私たちは日本の野球界振興のために結成した。2017年WBC侍ジャパン公認サポーターという目標を掲げ、日々レッスンに試合(ライブのこと)に野球の応援に、魂を込めています。絶対に夢を夢で終わらせません」と体育系らしい相当な意気込みだ。誰もが認める熱烈野球応援グループとなれば、自然と声がかかるかもしれないということか。

 肝心の歌はというと、7月19日にデビュー曲「絶対直球少女隊」をCDリリースする。担当プロデューサーのコバヤシ ユウジ氏は、自他ともに認める野球大好きオヤジ。うんちくを交えたボヤキで野球観戦するマニアだが、ある日ふと大好きな野球をテーマに楽曲を作ろう、ひいては女性アイドルもプロデュースしようと思い立ったという。詞は野球の試合内容そのまま、曲もポップなノリノリ。歌い出しは「3対4 ビハインド 8回裏1アウト満塁で クリーンナップ もう絶対逃げられない」といった感じだ。「野球をテーマにすると、何かと縛りがあったり、ネタ切れするとよく言われますが、大丈夫。いくらでもネタは尽きません」と自信たっぷり。なぜ9人じゃない?とツッコまれるが、「いずれは9人に…」ということらしい。

 ライブを“試合”と呼んで7月から活動開始。9月までに東京を中心に30本以上をこなす。ありそうでなかったといえば、確かにそんな感じがする野球女子アイドルグループ「プレイボールズ」に注目だ。

◇メンバープロフィール(年齢/出身地/背番号)
大道寺 葵(18/東京/13/キャプテン)、越智美咲(19/愛媛/2/副キャプテン)、奥 愛梨(17/埼玉/73)、廣島明音(19/大阪/8)、半田詩保子(18/静岡/7)、観月彩恵(17/三重/12)、篠塚つぐみ(22/神奈川/10)



オリコントピックス