• ホーム
  • 芸能
  • 豪快キャラの佐藤仁美、バラエティで開花

豪快キャラの佐藤仁美、バラエティで開花

 女優・佐藤仁美がバラエティ番組で大活躍している。「新宿二丁目のゲイバーで自分をキャサリンと呼ばせ泥酔」「酒は四合は軽く飲む」「結婚相手の条件は身長173センチ、年収1000万円以上。顔はタッキー(滝沢秀明)で中身は有吉(弘行)さん。部屋が汚くなったらすぐ来て掃除する、など25箇条」「趣味はパチスロ」等々、ぶっちゃけ発言で注目を浴び、“大酒飲みのおばちゃん”キャラはすっかり定着した感さえある。そんな彼女だが、なぜ今ここまでバラエティで重宝されているのか、その理由を探ってみた。

◆“実は美人”の佐藤仁美、“ぶっちゃけ発言”でキャラを確立

 佐藤仁美の魅力として重要な部分を占めているのは、“実は美人”であるということだ。そもそも彼女は、1995年、『ホリプロタレントスカウトキャラバン』でグランプリを獲得してデビューしている。ドラマ『イグアナの娘』(テレビ朝日系)で、主人公・菅野美穂の親友役を好演して話題になり、映画『バウンス ko GALS』で主演を務めるなど、女優として順風満帆なスタートを切った。シャープな目元が印象的な、完璧な美少女キャラで水着写真集も発売。ところが……仕事が思い通りに進んだ彼女は、いつの間にか“小生意気”にもなり、20歳になると勝手に仕事を早上がりするなど、“天狗”とまで呼ばれ、30歳の頃には、ギャラは全盛期の3分の1ほどになってしまったという(本人談)。

 そんな彼女が再ブレイクするきっかけになったのが、高視聴率ドラマ『家政婦のミタ』(日本テレビ系)だ。主人公の松嶋菜々子が派遣された一家の隣人役に抜擢され、嫌味な“クソババア”役を見事に演じきった。美少女時代と比べ、ずいぶんとふくよかになったその姿は、「年齢よりすいぶん上に見られた(当時は32歳だが、40歳ぐらいに見られた)」と言う。これをきっかけにバラエティ番組にも出演、冒頭のような“ぶっちゃけ発言”や“泥酔エピソード”、“開き直り”キャラで注目を集めるようになった。

◆不快感を感じさせない“ぶっちゃけ”ぶりで、アンチがいない

 先日、『しくじり先生』(テレビ朝日系)に出演した際には、「若いころ、バーベキューをしていたが泥酔。“野ション”っていうの? をしてパンツを失くしたけど、そのままノーパンで飲んでた」と仰天エピソードを告白。また別のバラエティ番組では、なぜか元代議士の杉村太蔵に、のっけから「同級生とは知らなかった」「意識したこともなかった」「友だちいないでしょ」と絡み、最終的に杉村から「友だちになりましょうよ」と言われても、「飲みにも行きたくない」「絶対、つまんねえ!」と罵倒した。

そうしたなか、佐藤にルックスもキャラも非常によく似ていると話題なのが、女優の鈴木砂羽。実際、「鈴木砂羽さんが『家政婦のミタ』で演じたクソババア役、すごく良かったです」的な一般視聴者のツィッターのつぶやきに、鈴木砂羽自身が「それはワタシじゃなくて、佐藤仁美ちゃんがすごいんだと思うわぁ」とリツイートしたというエピソードもある。しかし、同じ“ぶっちゃけキャラ”とはいえ、下ネタも厭わない佐藤のほうが、鈴木よりは“お下品”かもしれない。ここまでくると、反発もされ、アンチ佐藤も出てきそうなものだが、相変わらずバラエティには引っ張りだこで、視聴者からの好感度も高いようだ。もはや彼女の発言は、“ぶっちゃけ”のレベルを超えているものの、なぜか不快感を感じさせない。類似キャラの“結婚負け組系女優”遠野なぎこは、逆に悲壮感を感じてしまうことも多いが、佐藤の場合は、あっけらかんと明るく、“男っぷり”の良ささえ感じる。

 “きっぷ”の良さもいいのだが、佐藤の魅力は、先述の“実は美人”であること。美少女時代以降の“激太り”が指摘されているが、自ら“劣化ネタ”をウリにしている節さえある。とはいえ、男性目線が許されるなら、もし一緒に飲みに行ったら、男友だちと飲むように楽しめ、ふと見せる“熟女”の部分にもドキッとする……そうした、“いい感じ”に熟したからこそ出てくる女性のリアリティに、世の男性たちを魅了するものがありそうだ。今後も佐藤仁美には、美人で豪快な“女傑”として、大いに活躍してもらいたい。

(文:五目舎)



タグ

オリコントピックス