人気声優たちが無声映画に生で声をあてるイベント『声優口演』。2006年よりスタートした同イベントが今年も11月に開催される。7日、都内で行われた『声優口演SPECIAL 人気声優で甦るサイレント・ムービー』制作発表会には、羽佐間道夫、山寺宏一、井上和彦、小山力也、井上喜久子、野島健児ら豪華声優陣が登壇し、意気込みを語った。
プロデューサーも務める羽佐間は、『声優口演』の誕生の経緯について、「昔から無声映画が好きでずっと観ていたけど、どうもフラストレーションが起こる」といい、「活弁は情景を言うけど、出てくる登場人物の口は動いているけど何もしゃべらない。我々は口を合わせるのが商売なので、取り込んだら面白いのではないかと思った」と説明。
今年は『ロイドの巨人征服』(1924年)と『キートンの化物屋敷』(1921年)を上演。野沢雅子、若本規夫、堀内賢雄、森田成一、そして初参加の三木眞一郎、小西克幸、ゆかな、浪川大輔ら今をときめく人気声優たちの出演が決定している。
初参加となる野島は、先輩声優たちに囲まれての会見となった。台本があるとはいえ、“間”をうめるアドリブ力も必要となるが「果敢に攻めていかないといけない。どうやってしゃべろうかと楽屋で考えます」と緊張の面持ち。同じく初登場の小山も「50歳を超えて初めての参加です! 全ての仕事を断ってきてますから!」と冗談を交えながら意気込んだ。
井上和彦は、「うれしいですね。今回は色んな役をやらせていただくのではないかな。主役級のベテランの人たちが出ているので楽しみ。僕も色々と駆使してチャレンジしたい」。2年ぶりの参加となった井上喜久子は「無声映画に生きている声優が声をあてるのは、まるで時空を旅しているみたい。17歳の私は、時空の歪みの中で生きているんですけども」とお決まりの“ネタ”で笑わせた。
羽佐間にアドリブの「天才」と称賛された山寺は「今回はチームワークが勝負。いいチャンスであり、チャレンジである。今観ても面白い映画になるようにしたい」。羽佐間は「無声映画は、なぜか放送すると面白くない。劇場で一体化となって急に面白くなるコンテンツになると思う」とアピールした。
今年の台本は福田雄一氏が担当する。11月7、8日に東京・よみうりホールで上演される(日によって出演者は異なる)。
プロデューサーも務める羽佐間は、『声優口演』の誕生の経緯について、「昔から無声映画が好きでずっと観ていたけど、どうもフラストレーションが起こる」といい、「活弁は情景を言うけど、出てくる登場人物の口は動いているけど何もしゃべらない。我々は口を合わせるのが商売なので、取り込んだら面白いのではないかと思った」と説明。
今年は『ロイドの巨人征服』(1924年)と『キートンの化物屋敷』(1921年)を上演。野沢雅子、若本規夫、堀内賢雄、森田成一、そして初参加の三木眞一郎、小西克幸、ゆかな、浪川大輔ら今をときめく人気声優たちの出演が決定している。
初参加となる野島は、先輩声優たちに囲まれての会見となった。台本があるとはいえ、“間”をうめるアドリブ力も必要となるが「果敢に攻めていかないといけない。どうやってしゃべろうかと楽屋で考えます」と緊張の面持ち。同じく初登場の小山も「50歳を超えて初めての参加です! 全ての仕事を断ってきてますから!」と冗談を交えながら意気込んだ。
井上和彦は、「うれしいですね。今回は色んな役をやらせていただくのではないかな。主役級のベテランの人たちが出ているので楽しみ。僕も色々と駆使してチャレンジしたい」。2年ぶりの参加となった井上喜久子は「無声映画に生きている声優が声をあてるのは、まるで時空を旅しているみたい。17歳の私は、時空の歪みの中で生きているんですけども」とお決まりの“ネタ”で笑わせた。
羽佐間にアドリブの「天才」と称賛された山寺は「今回はチームワークが勝負。いいチャンスであり、チャレンジである。今観ても面白い映画になるようにしたい」。羽佐間は「無声映画は、なぜか放送すると面白くない。劇場で一体化となって急に面白くなるコンテンツになると思う」とアピールした。
今年の台本は福田雄一氏が担当する。11月7、8日に東京・よみうりホールで上演される(日によって出演者は異なる)。
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2015/07/07