米アップルの定額制音楽配信サービス『Apple Music』が、日本時間7月1日午前0時よりスタートする(日本でのサービスは未発表)。5月に入ってからLINEの『LINE MUSIC』、エイベックスとサイバーエージェントによる『AWA(アワ)』がスタート、さらに電通デジタルが『Spotify』への投資を発表するなど、ついに日本にも定額制の音楽配信サービスの波が押し寄せようとしている。これまで1曲、1作品単位で購入していた音楽を、大量のライブラリのなかから自由に選んで聴けるサービスが台頭することで、ユーザーのリスニングスタイルが変わろうとしている。 定額制の音楽配信サービスは、おおまかには「ラジオ型」と「オンデマンド型」に分けられる。「ラジオ型」はあらかじめ提供側が用意しているチャンネルの中から好みに合ったものを選択して聴くもので、過去の傾向からユーザーの趣味・嗜好にあったものをレコメンドしてくれるサービスなどもある。一方で、「オンデマンド型」は基本的に自分で好きな曲を設定しプレイリストを作って聴くスタイル。「ラジオ型」は新しい音楽の出会いの場になったり、「オンデマンド型」は好きな世界にとことん浸れたりと、それぞれに利点がある。

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  • 定額制の音楽配信サービスでユーザーのリスニングスタイルが変わろうとしている
  • 音楽配信の代表的サービス (C)oricon ME inc.
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