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世界遺産ブームで海外の“絶景”が人気上昇 パワースポット人気も後押し

 富士山の世界文化遺産登録にはじまり、富岡製糸場、さらに明治日本の産業革命遺産の世界文化遺産登録の動きも進むなど、ここ数年、日本が世界遺産ブームに沸いている。この動きを受けて、海外の世界遺産にも熱い視線が集まっているようだ。海外には大昔の人が遺した遺跡や自然の造形美など、大人の冒険心をくすぐる世界遺産が多い。手つかずの自然が多く、“大人の遊園地”と言っても過言ではない“自然のアトラクション”が多数存在しているのだ。

世界文化遺産・自然遺産を兼ね備えた「複合遺産」に登録されているオーストラリア ノーザンテリトリーの「カカドゥ国立公園」には自然のアトラクションが満載

世界文化遺産・自然遺産を兼ね備えた「複合遺産」に登録されているオーストラリア ノーザンテリトリーの「カカドゥ国立公園」には自然のアトラクションが満載

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 ここ5年ほど、海外旅行者数は過去最高水準を維持しており、ゴールデンウィークや夏休み、年末年始のまとまった休みに長期滞在しのんびり羽を伸ばしている人も多い。人気を集めている海外旅行先と言えば、歴史・文化的な建築物が多いヨーロッパや、日本と親和性が高いハワイ、台湾などが挙げられるだろう。せっかくの海外旅行なのだから、食やファッション、有名スポットなどオシャレに非日常を味わいたいと考えている人が多いようだ。

 一方で、世界遺産ブームやパワースポットブームを受け、どこか神秘的な雰囲気が漂う海外の世界遺産も脚光を浴びている。SNSなどを見ていると日本で味わえないような大人の冒険心をくすぐる大自然の“絶景”をシェアしている人が多いことに気付く。その代表的な例と言えば、地殻変動や川の浸食などによって独特の地形が形成され、ワイルドな峡谷が広がる米アリゾナ州の「グランド・キャニオン国立公園」だろう。何億年という時間をかけて少しずつ作り上げられた大地の造形美は、訪れる者を大きな懐で迎え入れ、優しく包み込み、時に恐れさせる。まるで時空を超え太古の地球に迷い込んでしまったかのようだ。

 また、日本でも有名な「ウルル(エアーズロック)」やオーストラリア最大の「カカドゥ国立公園」を有するオーストラリアのノーザンテリトリーも注目だ。特に北部の“トップエンド”と呼ばれるエリアは手つかずの自然のアトラクションとも言える穴場スポットが多い。動植物の楽園とも言える湿地から険しい岩壁と滝が幻想的な光景を作り出す溪谷、美しいビーチ、ジャングルに囲まれた露天風呂など、ひとつのエリア内で様々な体験ができることから、海外の富裕層やファミリー層を中心に人気を集めている。

 「モノ」消費から「コト」消費へと移っている傾向があると言われる現代。海外旅行でも、そこでしか味わうことのできない“特別な体験”をしたいと考えている人は多いことだろう。今年の夏は、ちょっと趣向を変えて“自然の遊園地”で大地のパワーを吸収してみてはいかがだろうか。

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