2014年度講談社ノンフィクション賞を受賞したジャーナリスト・清武英利氏の『しんがり 山一證券最後の12人』(講談社)がWOWOWで連続ドラマ化されることがわかった。自主廃業に追い込まれた山一證券で、最後まで仲間と共に闘い続けた名もなき社員たちの物語。日曜オリジナルドラマ枠(日曜 後10:00)で9月に放送を予定している。 1997年11月、四大証券の一角を占める、“人の山一”と呼ばれた山一證券が自主廃業を発表した。誰もが予想だにしなかった巨大金融企業の破綻は、日本経済に大きな打撃を与えるだけでなく、日本の終身雇用の終わりを告げる事件となった。
2015/06/22