天龍&篠原、型破りで“異彩”放つ 芸能界に新たな風か

 11月で現役引退を表明しているプロレスラー・天龍源一郎、すでに現役を引退しバラエティー番組などに引っ張りだこの柔道家・篠原信一。それぞれの競技で多くのファンを魅了してきた二人は、芸能界で第二の人生をスタートさせると型破りな言動で“異彩”を放っている。

 天龍は、現役時代からおなじみの“滑舌”の悪さが注目され、同じくプロレスラーの長州力と「日本一滑舌の悪い最強コンビ」を組んでLINEスタンプをリリース。きのう17日には映画『呪怨 −ザ・ファイナル−』(20日公開)のPRイベントに出席するも「(ホラーは)あんまり好きじゃない。ちょっと観てみたいけど、観ることはない」と歯に衣着せぬ物言いで会場を沸かせた。

 一方で篠原は、シドニー五輪の柔道銀メダリストという偉大な経歴を持ちながら、その大柄な体格からは想像もできない“ボケ”の連発と、軽快な関西弁トークでブレイク中。今月8日に声優に初挑戦した映画のPRイベントに出席した際は、共演した俳優の藤原竜也からマイクを奪ってせりふを横取りするアドリブで笑いを呼んだ。

 これまで現役を退いたアスリートが芸能界で再ブレイクする例は多い。元ボクシング世界チャンピオンの具志堅用高、元サッカー日本代表の武田修宏、元テニスプレーヤーの松岡修造、元プロレスラーのアニマル浜口などだ。選手時代の確かな実績と、個性的なキャラクターが相まってお茶の間の人気をガッチリつかんだ。

 しかし、こと二人に関しては個性的なキャラクターはもちろんのこと、もう一つ“武器”がある。威圧感を与えるほどの大きな体から繰り出される「型破り」「破天荒」な言動だ。アスリート特有の鋭い嗅覚、数々の名勝負をくぐり抜けて培われた鋼のメンタルが生み出す強い言葉は、本職であるお笑い芸人が持ち得ない“笑いの武器”となっている。

 予定調和を崩す“豪腕”と、少しの暴走なら許される“キャラクター”、そして闘いを通して磨いてきた“相手と向き合う姿勢”。そのほか、さまざまな武器を引っさげて芸能界に殴りこみに来たアスリートタレントの新星たちに、これからも目が離せない。



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