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柚希礼音、ミュージカル巨匠作品に抜てき「不安だらけ」

 5月に宝塚歌劇団を卒業した元トップスター・柚希礼音が17日、都内で行われたワールドプレミアミュージカル『プリンス・オブ・ブロードウェイ』制作発表記者会見に出席した。世界的に大ヒットした『オペラ座の怪人』『キャバレー』などの演出家でプロデューサーのハロルド・プリンス氏の手がけるミュージカルで、唯一の日本人キャストに抜てき。退団後初の舞台で大役を任され「不安だらけだからどうしよう…」と心境を明かした。

「不安だらけ…」と心境を明かした柚希礼音 (C)ORICON NewS inc.

「不安だらけ…」と心境を明かした柚希礼音 (C)ORICON NewS inc.

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 同作は、プリンス氏の半生をこれまで手がけた作品の名曲や名場面で綴るミュージカルショー。柚希は“レオン”という女性役で『蜘蛛女のキス』などミュージカルシーンの役柄にも挑戦。一度だけ“男役”のシーンもあるという。7月からニューヨークの語学学校にも入学するといい「ハロルド・プリンスさんとご一緒できるなんて、すべての舞台をやっているものが憧れること。ありがたく感じ、一日一日を積み重ねて日本に帰ってくる頃にはなんとかなっているようにしたい」と意気込んだ。

 来日したプリンス氏は「彼女はすばらしいパフォーマー。歌もダンスもすばらしい。かつてブロードウェイには日本人スターがいましたが、次のスターの可能性は礼音さんです」と太鼓判。共同演出・振り付けのスーザン・ストローマンも「彼女のことが大好き。一緒に仕事をするのが待てない」と期待を寄せた。

 世界に先駆け上演される日本公演では、劇中で登場するプリンスの独り語りの声を俳優の市村正親が担当することがサプライズで発表された。『オペラ座〜』など数々のプリンス作品に出演し、プリンス氏とも親交が深い市村は「去年、胃を半分切りましたが、まだ芝居の神様が『お前は劇場でまだ働く人間だ』と、こういう状態にしてくれてると思う。劇場の人間の声を、日本の劇場をもっとも愛している僕がやるということは、芝居の神様が与えてくれた役なんだと運命を感じる」としみじみと語った。

 会見では出演のシュラー・ヘンズリー、ケイリー・アン・ヴォーヒーズが『屋根の上のバイオリン弾き』より「If I Were A Rich Man」など3曲を披露した。10月23日より東急シアターオーブにて上演。

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  • 「不安だらけ…」と心境を明かした柚希礼音 (C)ORICON NewS inc.
  • (左から)市村正親、ハロルド・プリンス氏、スーザン・ストローマン、柚希礼音 (C)ORICON NewS inc.
  • ワールドプレミアミュージカル『プリンス・オブ・ブロードウェイ』制作発表記者会見に出席した市村正親 (C)ORICON NewS inc.
  • ワールドプレミアミュージカル『プリンス・オブ・ブロードウェイ』制作発表記者会見に出席したハロルド・プリンス氏 (C)ORICON NewS inc.

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