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女優の堀北真希が主演、俳優の成宮寛貴の共演で、太平洋戦争中のある夫婦の実話をもとにしたスペシャルドラマ『妻と飛んだ特攻兵』(8月放送)が、テレビ朝日系で放送される。堀北は、特攻隊員である夫と共に、戦闘機に乗って飛び立った主人公・山内房子、成宮は夫で関東軍少尉の山内節夫を演じる。堀北は「女性が戦闘機に乗って特攻していた事実は、全然知らなかったのですごくびっくりしました」と率直な感想。人気ドラマ『相棒』での衝撃的な“卒業”が記憶に新しい成宮は、7年ぶりに坊主頭となり「一組の夫婦の愛を通して戦争の背景を知ってもらいたい」と気合が入る。 ノンフィクション作家・豊田正義氏が取材を重ねて著した『妻と飛んだ特攻兵8・19満州、最後の特攻』(角川文庫)が原作。太平洋戦争の終結を告げる1945(昭和20)年8月15日の玉音放送から4日後、8月19日の満州で、特攻隊員である夫と共に、戦闘機に乗って飛び立った女性がいた――それは、ほとんど知られずに70年の時間の経過とともに埋もれてしまったリアルストーリー。なぜ、終戦の4日後にソ連軍戦車隊へ向かって特攻作戦が敢行されたのか。そして、なぜ夫婦で特攻機に乗り込んだのか、が明らかになる。

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  • 最後の特攻機には、女性が乗っていた知られざる太平洋戦争の史実を堀北真希&成宮寛貴で初映像化。『妻と飛んだ特攻兵』8月、テレビ朝日系で放送(C)テレビ朝日
  • モデルとなった谷藤徹夫少尉と妻の朝子さん 写真提供:小原真知子、鮫島美知子、吉田ひろみ(谷藤家遺族)

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