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おかずクラブ、抜群のビジュアルと演技力でブレイク中 中毒性高いその魅力とは?

 『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系)の“おもしろ壮”に出演後、一躍その名が知れ渡り、バラエティ番組で大ブレイク中の女コンビ芸人・おかずクラブ。かなりのぽっちゃりでいながら、平愛梨似の愛くるしい瞳がキャッチーなゆいP。見れば見るほどかわいく見えてくる仕草と、愛嬌のある素朴な表情が魅力のオカリナ。そんなふたりからなるこのコンビは、ネットではポスト・ハリセンボンとも言われているが、独特の存在感と中毒性のある魅力が今ちまたをざわつかせている。

◆印象的なビジュアルだけではない武器

 彼女たちの魅力のひとつが、ネタで見せる演技力。印象的なビジュアルを武器としながら、合コンネタなどでは、美人が発するようなコメントを堂々と放ち、圧巻ともいえる勘違い態度を見せるのだが、これが抜群におもしろい。片方が勘違いでそれを突っ込むという一般的なスタイルではなく、ふたりとも一緒にその設定にしっかりと乗っかる。そこが見る側にまったく不快感がなく、純粋に楽しめるポイントになっている。

 『ゴッドタン』(テレビ東京系)では、その演技力と新鮮なキャラクターを見初められ、名物企画“キス我慢選手権”史上初となる女性版が、ゆいP主演で実施された。イケメン俳優の誘惑から、欲望を抑えて必死にキスを我慢する彼女の姿は愛らしく、とてもいじらしく演じるのだが、大好きと公言するおぎやはぎの矢作を相手にすると一転、自分からキスを迫り、肉食系の素顔(!?)を披露。さらにその途中にオカリナが乱入し、男女の恋を邪魔するおせっかいな友だちという演技を即興でブチ込む。そんな息の合ったふたりはあっという間に周りを巻き込み、おかずクラブならではの世界観を確立させてしまうのだ。

 女芸人というと、女を捨ててナンボというコンビが多い。そんななか、そもそも捨てるものがない(!?)彼女たちが、あえてそれを拾う“美人女性あるある”や“女性目線コント”が、同性から高い支持を集めている。コント中に転ぶシーンがあれば思い切り転び、パンツが見えもお構いなし。すべてにおいて吹っ切れたふたりがやるからこそ、おもしろく映るのだろう。

◆“ビジネスキス”もいとわない芸人魂

 ちなみに“おかずクラブ”という名前は、本人曰く、決していやらしい意味ではなく、ゆいPが鶏のから揚げに、オカリナが里芋の煮っ転がしに雰囲気が似ているからなんだとか。さらにオカリナの由来は、吉本のNSC在学中の自己PRで30秒間ずっとオカリナを吹いていたことからついたあだ名だという。出演するテレビ番組ではよくこのオカリナを披露しているが、その腕前は確かで、聴き手を切ない気持ちにさせる。そのギャップがまた爆笑を誘うのだ。

 また、『しゃべくり007』(日本テレビ系)に出演した際は、オカリナがくりぃむしちゅ〜の上田とキスをするというシチュエーションになり、ためらわず“ビジネスキス”をした。そこにはオカリナの芸人魂も見て取れる。そして、そのあと上田に「ビジネスだよ!」と断言されるとシュンとするというかわいい一面も。お笑いという立場で女を振り切りながらも、もとの性格であろう女性らしいかわいい部分がチラリとみえるのも愛されるポイントなのだろう。

 ふたりが一緒にいると、まるでゆるキャラのような愛嬌があり、ほっこりとした気持ちにさせてくれる。これはきっと、ふたりのネタが、ただ自身のビジュアルをいじったおもしろさだけではない、悲壮感をまったく漂わせることがないポジティブなものだからだろう。性別年代を問わず、誰もがどこかひっかかる彼女たちが、大躍進する日はすぐそこまで来ているようだ。
(文:吉田可奈)



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