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呉美保監督『きみはいい子』、モスクワ映画祭コンペ出品

 呉美保監督の最新作『きみはいい子』(6月27日公開)が、ロシアで開催される『第37回 モスクワ国際映画祭』(6月19日〜26日)のコンペティション部門に、日本から唯一出品されることが決定した。

呉美保監督の最新作『きみはいい子』が『第37回 モスクワ国際映画祭』コンペティション部門に出品 (C)2015『きみはいい子』製作委員会

呉美保監督の最新作『きみはいい子』が『第37回 モスクワ国際映画祭』コンペティション部門に出品 (C)2015『きみはいい子』製作委員会

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 同作は、中脇初枝氏の原作を映画化。学級崩壊をさせてしまう新米教師、親からの虐待を受け自身も子供を虐待する母親、家族を失い一人で暮らす老人といった老若男女が、現実と葛藤しながらも生きていく姿を映したヒューマンドラマ。高良健吾が主演を務めるほか、尾野真千子、池脇千鶴、高橋和也らが出演する。

 同映画祭では、2013年に『さよなら渓谷』(大森立嗣監督)が審査員特別賞、昨年は『私の男』(熊切和嘉監督)が金賞、浅野忠信が最優秀男優賞を受賞しており、呉監督にとっては、最優秀監督賞を受賞した『モントリオール世界映画祭』に続く国際映画祭での受賞となるか期待が高まる。

 呉監督は「日本の、どこにでもある町の、どこにでもいる人を描きながら、この映画はもしかしたら、世界のどこかのだれかにも通じるのではと、その『だれか』にこそ見てもらえたらと、こっそり思っていました」と作品に込めた思いを明かし、「そんなわたしの願いが早くも通じたようで、とってもうれしいです。日本での公開直前に、モスクワでのコンペ上映だなんて、ワクワクさせてもらえることに心から感謝です」とコメントを寄せている。

 また、公開に先立ち、東京・テアトル新宿で6月20日〜26日、同作の公開記念として呉美保監督の特集上映も決定した。

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  • 呉美保監督の最新作『きみはいい子』が『第37回 モスクワ国際映画祭』コンペティション部門に出品 (C)2015『きみはいい子』製作委員会
  • 主演は高良健吾が務める
  • 映画『きみはいい子』(C)2015『きみはいい子』製作委員会
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