江戸風俗研究家で文筆家、漫画家として活躍し、2005年に逝去した杉浦日向子さんの名作『百日紅』の映像化に、Production I.Gと初タッグで挑んだ原恵一監督にインタビュー。葛飾北斎を父に持ち、自らも浮世絵師として絵を描いて暮らしているお栄を主人公に、活気あふれる江戸の街や人々を四季折々の情緒を織り交ぜて描く『百日紅 〜Miss HOKUSAI〜』が、5月9日より全国で公開中だ。なぜ、今、『百日紅』の映像化なのか、作品への思いを聞いた。 アニメ映画『クレヨンしんちゃん』シリーズや『河童のクゥと夏休み』など、大人が泣けるアニメーション作家として評価の高い原監督。実写映画『はじまりのみち』(2013年公開)の監督を経て、アニメーションの世界に戻ってきた。『カラフル』(2010年)以来、5年ぶりの長編アニメ作品となる。
2015/05/12