ダンス＆ボーカルユニット・E-girlsが29日、さいたまスーパーアリーナで2度目の単独ツアー『E-girls LIVE TOUR 2015“COLORFUL WORLD”』の最終公演を行い、中心メンバーのAmi（26）が今夏、ソロデビューすることが発表された。E-girlsからのソロ第1号となるAmiは「見せたことのない顔や表情、曲、また違うAmiを感じていただけたらと思います。これからも精いっぱい頑張ります！」と満面の笑みで宣言した。

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　アンコール冒頭、大型ビジョンでAmiのソロデビューが発表されると、2万4000人の観客から割れんばかりの拍手と歓声が沸き起こった。「まさか過ぎて自分でもびっくりしています。こんな展開が待ってるなんて」と驚いたというが、ファンから大歓声で祝福されると「皆さんの声援を聞くことができて安心しました。本気で頑張っていきます！」と笑顔を見せた。

　マスコミ向けに発表されたコメントでは、グループ内でも個人活動が多かったもののソロデビューについては「想像もしたことがありませんでした」といい、「メンバーなしで全て自分で責任を持ち、表現していくことに不安しかなく、正直ネガティブな考えしかできませんでした」と本音もポロリ。

　それでも、メンバーや所属事務所の社長でもあるEXILEのリーダー・HIRO、スタッフが「背中を押してくれた」と明かし「ソロでも挑戦してみたい！」という気持ちが芽生えた。「ファンの皆さんや聴いてくださる方々の心に深く刻まれるような歌っていきたい」と決意新たにしている。

　E-girlsはDream、Happiness、FLOWERの3ユニット混成で2011年に結成され、同年12月にCDデビュー。13年の『NHK紅白歌合戦』に初出場、翌14年に単独アリーナツアーを行うなど着実に活動の幅を広げてきた。今年、グループのさらなる飛躍を目指し、DreamのメンバーでもあるAmiのソロデビューが決定。ソロデビューシングルの発売日やタイトルは改めて発表される。

　東京、大阪、福岡など全国6都市13公演開催された同ツアーは、計9万人を動員。この日行われたファイナルでは、新曲「Anniversary!!」（5月20日発売）を初披露。約3時間にわたって全27曲をパフォーマンスし、ファンを熱狂させた。