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『花アン』俳優の活躍が目立つ春ドラマ 注目株は仲間由紀恵の相手役・町田啓太

 各局の新ドラマがスタート。今期は昨年ヒットしたNHKの連続テレビ小説『花子とアン』の出演者の活躍ぶりが目立つ。筆頭は『花アン』で主人公・はな(吉高由里子)の末妹・ももを演じた土屋太鳳で、連続テレビ小説『まれ』のヒロインに抜てきされた。上の妹・かよを演じた黒木華と、はなの夫・村岡英治役の鈴木亮平は『天皇の料理番』(TBS)のメインキャストに名を連ねる。そして、はなの腹心の友・蓮子を演じた仲間由紀恵は『美女と男子』(NHK)に主演。仲間の相手役を務めているのは、英治の弟・村岡郁弥役で出演していた町田啓太(劇団EXILE)。今回は、郁弥とは180度違う役に果敢に挑んでいる、町田に話を聞いた。

 『美女と男子』(毎週火曜 後10:00)は、仲間演じる芸能マネージャー・佐渡一子が、やる気のないイケメン男子・向坂遼をスターに育てるため奔走する芸能界を舞台にしたドラマ。主人公とともに芸能界のトップを目指す新人俳優の役を町田が演じている。完全新作のオリジナルドラマながら、最近では珍しい2クール(全20回)の放送を予定している。

 しかも、このドラマの制作統括の加賀田透氏とチーフ・ディレクターの松浦善之助氏は『花アン』のスタッフ。ちなみに、一子の夫・沢渡敬吾役の瀬川亮も『花アン』に出演しており(はなの父・吉平が行商中に出会った社会主義運動家・浅野中也役)、一子の父親・日邑篤史役の中原丈雄は、『花アン』で英治と郁弥の父親を演じていた。きょう28日放送の第3回では、遼が一子の実家を訪ねるシーンがあり、町田は「同じ空間に仲間さん、中原さん、そして僕の3人がいて、不思議な感じがしました」と笑った。

 笑った顔を見ると、「やっぱり『花アン』の郁弥だ」と思う。その笑顔を『美女と男子』では封印。「郁也っぽさは全部NGと言われました。なので、とりあえず笑顔は封印しています。郁弥を演じた時は、健康的でハッピーな青年の役に合わせて体重を増やしていたので、当時から比べると5、6キロは痩せています。郁弥と遼を同じ俳優が演じていることに気づかない人も多いみたいで。身内にもいたくらいです(笑)」。

 それは、ある意味、役づくりが成功しているとも言える。町田を起用した加賀田氏は「イケメンであることは必須条件だったんですが、町田くんには『花子とアン』では出さなかった、ワイルドさ、不良性といった一面もあると見込んだし、何より昭和顔というのが決め手になりました」と明かす。

 町田も「『花子とアン』がなければ、今回の役は絶対にもらえなかった。朝ドラでチャンスをいただき、こんなに早いタイミングで再び呼んでもらえるなんて、光栄。死ぬ気で頑張ろうと思いました」と気合が入る。

 『美女と男子』で演じる遼は、工事現場でアルバイトをしているフリーターだったが、偶然出会った一子にスカウトされ、手っ取り早くお金を稼ぐためにさして関心もなかった芸能界に足を踏み入れることに。一子と衝突を繰り返しながらも、第2回ではエキストラ、第3回ではせりふがたった一つだけある役を手に入れ…と、スターへの階段を上がっていく。2010年に俳優デビューした町田自身と重なるところがある。

 今のところ、やる気のない、やさぐれた雰囲気を漂わせている遼が、これからどう変わっていくのかが、ドラマの見どころ。「序盤の遼は、すごくやる気ない感じですが、僕はやる気満々です」と目を輝かせて訴えた町田。「これから、もっと遼のダメダメな面が出てきて、ある意味、すごく人間らしい姿を見せていきます。新人俳優という役を等身大でやらせていただいているので、役と一緒に自分自身も成長していきたいと思いますし、視聴者の皆さんにはその成長ぶりを観て、楽しんでいたらけたら」と話していた。

 同ドラマのキャッチコピーには「私と一緒に、レッドカーペットを歩かない? 〜芸能界の頂点を目指して戦う2人の物語〜」とあり、町田も「レッドカーペットを歩いてみたいと思うようになりました」。そう言った後ですぐに「いろんな色のカーペットを歩きたいです」と言い直し、「グリーンやブルーの時もありますよね。レッドカーペットって限定しないほうがいいのかなと思って。いろいろ気にしがちなんですよね」とはにかんだ。気立ての良さを垣間見た気がした。



関連写真

  • 『花子とアン』で活躍した二人が現代の芸能界を舞台に頂点を目指すドラマ『美女と男子』で共演。主演の仲間由紀恵の相手役に抜てきされたのは劇団EXILEの町田啓太(左)(C)NHK
  • 『花子とアン』で演じた印刷会社の次男とは180度違ったキャラクターに挑戦中
  • 俳優デビューは2010年。「新人俳優の役を等身大で演じます」(C)NHK

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