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門脇麦”尾行する女”役で単独映画初主演 小池真理子小説『二重生活』実写化

 NHK朝ドラ『まれ』に出演中の若手女優・門脇麦が、作家・小池真理子氏の小説を実写化する『二重生活』(2016年初夏公開)で単独映画初主演することが26日、わかった。知らない人の生活を覗きみる禁断の行為にハマっていくヒロインを演じた門脇は「いつもの日常がそのままカメラ前でも続いてるような感覚がずっとあり、とても不思議な、でも居心地のいい現場でした」とコメントしている。

 原作は、恋愛小説の巨匠・小池氏の新境地とも言える傑作小説。ふとした好奇心から近所に住む夫婦の夫を尾行することになった大学院生のヒロインが、その行為にのめり込んでいき、日常とまったく異なる顔を見せる夫の思いがけない裏の顔を知り、自身もその影響を受けていくという物語。

 門脇演じるヒロイン・珠に尾行される石坂役を長谷川博己、珠の恋人役を菅田将暉、珠の担当教授で彼女に尾行を勧める謎多き教授役をリリー・フランキーが演じる。監督・脚本は、NHK特集ドラマ『ラジオ』で文化庁・芸術祭大賞受賞、国際エミー賞にノミネートされるなど国内外から注目される岸善幸監督が映画初メガホンを取る。

 撮影を終えた門脇は「もともとドキュメンタリーを撮っていた監督とチームですし、役を演じるという感覚を捨てて、そのままでいた方がおもしろく化学反応するのではないかと思い、自分のなかに漠然とある役を演じる時のスイッチみたいなものを今回は捨てて臨みました」。尾行にハマっていくという役どころについては「観ている観客の方もそのシーンを覗いてるような、さらに尾行している珠のことも二重に覗いているような、そんな感覚になるのではないかなと思います」と語る。

 一方、尾行される男を演じた長谷川は「演技は演技なんだけどドキュメンタリーのように見せる演技というか、いろんなものをそぎ落としてふたりの間から生まれてくるものを活かすというか……。そういう意味では自由な空間で、逆にその自由がすごく難しく感じる時もありました」と特異な内容の作品と、岸監督の独特の現場について明かした。



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