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忌野清志郎さん追悼ドラマに長女が参加 音楽は矢野顕子

 2009年5月2日に癌性リンパ管症により58歳で死去したロックミュージシャンの忌野清志郎さん。NHK・BSプレミアムでは5月2日・3日に2夜連続で「忌野清志郎 プレミアムナイト」の放送を予定している。第2夜のドラマ『忌野清志郎 トランジスタ・ラジオ』は、タイトルロゴを清志郎さんの長女・百世(momoyo)さんが担当。音楽は生前の清志郎さんとステージで共演するなど親交が深く、昨年はカバーアルバム『矢野顕子、忌野清志郎を歌う』を発表した矢野顕子が手がける。

忌野清志郎さんの長女でゴムハンコ作家として活躍する百世(momoyo)氏が制作したタイトルロゴ(C)NHK

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 百世さんは、イラストレーター兼ゴムハンコ作家として活動しており、ファッションブランドやミュージシャンとのコラボレーションにも積極的に取り込んでいる。今回のタイトルロゴは消しゴムハンコで制作。昨年5月発売の清志郎さんの著書『ネズミに捧ぐ詩』(KADOKAWA/中経出版)の装画に続く、父娘コラボが実現した。

 同ドラマは、RCサクセションの曲にのせて、清志郎さんの世界を描くオリジナルドラマ。音楽を担当する矢野は、ドラマのために全9曲を書き下ろし、「トランジスタ・ラジオ」のピアノソロによるカバーも手がけた。清志郎さんの歌と、矢野のピアノの“共演”も聴きどころだ。

 物語は、1969年4月、都立日野高校に入学した坂口雅彦(渡辺大知)が、テレビで見たRCサクセションというバンドに衝撃を受け、ボーカルの忌野清志郎が同じ高校の3年生だと知るところから始まる。ある日、屋上で隣の高校の女子生徒・永嶋美智代(中条あやみ)と出会った坂口は、なぜか「清志郎」と間違われ、その日から「清志郎」を演じることになる。そんな中、美術部の小林先生(田辺誠一)から清志郎の秘密を教えられる…といった展開で、清志郎さんが青春を過ごした“時代”を描く。ほかにリリー・フランキー、原田美枝子、櫻井淳子、竹中直人らが出演。

■「忌野清志郎プレミアムナイト」放送情報

第1夜『忌野清志郎23歳 魂の叫びが甦る! 名盤ドキュメント RCサクセション 「シングル・マン」』(5月2日 後10:00〜10:59 BSプレミアム)
録音当時の貴重なテープを通して、RCサクセション初期の傑作『シングル・マン』の制作舞台裏に迫る。

第2夜『忌野清志郎 トランジスタ・ラジオ』 (5月3日 後10:00〜10:59 BSプレミアム)

■番組公式ホームページ
http://www.nhk.or.jp/bs/kiyoshiro/

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  • 忌野清志郎さんの長女でゴムハンコ作家として活躍する百世(momoyo)氏が制作したタイトルロゴ(C)NHK
  • 5月3日、BSプレミアムで放送されるドラマ『忌野清志郎 トランジスタ・ラジオ』の音楽を書き下ろした矢野顕子

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