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椎名林檎「最果てが見たい」セルフカバー 杉浦日向子原作アニメ主題歌に

 2005年に亡くなった江戸風俗研究家・杉浦日向子さん原作、原恵一監督によるアニメ映画『百日紅(さるすべり)〜Miss HOKUSAI〜』(5月9日公開)の主題歌をシンガー・ソングライターの椎名林檎が担当する。原監督からの“ご指名”を受けた椎名は、昨年、演歌歌手の石川さゆりに提供した楽曲「最果てが見たい」が「僭越ながら好相性なのでは」と思い至り、セルフカバーすることに。「そこはかとないご縁」を感じている所以についてもコメントを寄せている。

 原作者の杉浦さんが生前、椎名の曲もよく聴いていたという話から原監督が主題歌をオファー。椎名も「銘作へ参加させていただき光栄です」と快諾した。椎名としては、実写映画『さくらん』以来、8年ぶりの映画主題歌提供となる。今作は、浮世絵師・葛飾北斎の娘・お栄が父や仲間たちとともに自由闊達に生きる姿を江戸の四季をとおして描く浮世エンターテインメント。

 敢えて「最果てが見たい」を主題歌に推した理由について椎名は、「“最果てが見たい”は、富士を望む東海道で生まれたナンバー」と、北斎の代表的な風景画・浮世絵「富嶽三十六景」とも符合。さらに、「このナンバーをはじめに唄ってくださった石川さゆり女史は『百日紅』の原作者で居られる杉浦日向子先生と、奇しくも同じ年のお生まれです。そんなそこはかとないご縁を感じさせる詞曲を、今回は敢えて江戸前/渋好みに仕上げた」と話している。

 椎名にとっても、杉浦さん自身や彼女が残したさまざまな作品への思いは深く、「ほんとうにおしゃれな杉浦先生がいま、どこかからか見張ってくださっていると想像しながらもどうしても、生きてご覧いただきたかった、一度でも、お会いしてお話させていただきたかった…と、感じ、淋しさに襲われます」と偲んだ。

 その一方で、同曲の歌詞の一節「生命を超えて本当の未踏の地へ」を引き合いに、「もしもいま、まだお元気でいらしたら、何を見て何を思い、何を目指していらっしゃるのだろう。それを考え、恥じ、省み、やっぱり生きることなのだと思い至るのでした」と伝えている。

 原監督は「椎名さんの持つロックな要素と歌詞が映画に合うと感じた」と自身が思い描いたイメージ通り、映画のラストを飾るにふさわしい楽曲に仕上がり、満足げ。同曲は、5月13日に全世界同時配信される。

■公式サイト
http://sarusuberi-movie.com



関連写真

  • 椎名林檎
  • アニメ映画『百日紅(さるすべり)〜Miss HOKUSAI〜』(5月9日公開)(C)2014-2015杉浦日向子・MS.HS/「百日紅」製作委員会
  • 石川さゆりに提供した「最果てが見たい」を椎名林檎がセルフカバーし、アニメ映画『百日紅(さるすべり)〜Miss HOKUSAI〜』(5月9日公開)の主題歌に

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