女優の剛力彩芽（22）が9日、神奈川・ラゾーナ川崎で1stアルバム『剛力彩芽』発売記念イベントを開催。全身白で統一された衣装でステージに立った“歌手”剛力は「すごい久々のイベントで緊張しています」と語ると、ファンの温かい声援を浴び「言葉にならなくて、胸がつまる…」と声を震わせ感激した。

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　女優として活動する傍ら、剛力は2013年7月に歌手デビュー。今回、念願のアルバムが制作され「こうしてイベントをやらせてもらって、やっとアルバムを出すんだって実感が沸いた」としみじみ。デビュー曲「友達より大事な人」の歌唱後も、「当時を思い出した。フラッシュバックして。やばい、また泣く」と感慨もひとしおだった。

　この日は、アルバムに収録されている「ワガママは大事な人」の“旗ダンス”を生披露。曲の前には「きょう皆さんの前で踊るのは初めてで、すごい緊張する」と落ち着かない様子だったが、元気よく踊りきった。

　同曲で剛力は、共作ではあるものの初めて歌詞作りに挑戦。母親を歌った曲で、旗は「愛情に包まれるイメージ。それを見ためで表現したもの」だという。剛力は「レコーディングした日に車の中で家族と、この歌を聞いた。母親は泣いてくれました」とうれしそうに明かした。

　約1時間のライブでは全5曲を熱唱し、“旗ダンス”のほか、プロペラダンス、2ndシングル「あなたの100の嫌いなところ」のガオガオダンス、3rdシングル「くやしいけど大事な人」のラケットダンスもパフォーマンス。すべて歌い終わると剛力は「ありがとうございました！」と震える声で感謝し、涙を拭いながらステージを後にした。