ORICON NEWS

向谷実、東西線全駅の発車メロディーを制作 九段下駅は「大きな玉ねぎの下で」

 フュージョンバンド・カシオペアの元キーボード奏者で音楽プロデューサーの向谷実が、東京メトロ東西線全駅の発車メロディーの作曲・編曲を担当したことが25日、発表された。今年5月を目処に順次導入される。

東西線発車メロデ全て手がけた音楽プロデューサー向谷実氏

東西線発車メロデ全て手がけた音楽プロデューサー向谷実氏

写真ページを見る

【写真】その他の写真を見る


 向谷は幼少期から熱狂的な鉄道ファンで、鉄道シュミレーションゲームの制作を長く担当。2004年の九州新幹線の業務音楽を皮切りに、京阪電鉄や阪神電鉄、スカイライナーのメロディーなど数多くの鉄道音楽の制作も手がけてきた。今回導入される東西線発車メロディーは、各駅の曲は異なるが進行方向に聴きつないでいくと1曲になるように制作されている。

 また、東西線九段下駅には駅から武道館までの坂道が歌詞に盛り込まれた爆風スランプの名曲「大きな玉ねぎの下で〜はるかなる想い〜」、東西線日本橋駅には民謡「お江戸日本橋」が採用される。

 導入に先立ち、向谷をはじめ「大きな玉ねぎの下で」のオリジナル曲を歌うサンプラザ中野くんや国内トップレベルの豪華ミュージシャンが集結し、今月31日と4月1日にメロディーをアレンジした曲のレコーディングを実施し、ニコニコ生放送で配信も行われる。
 
 レコーディングした音源と発車メロディー・オリジナル音源全48曲を収録したCDは、4月25日、26日に行われるニコニコ超会議2015(千葉・幕張メッセ国際展示場)の「向谷実Produce!超鉄道」ブースにて販売される。

関連写真

  • 東西線発車メロデ全て手がけた音楽プロデューサー向谷実氏
  • 東急線九段下駅には、爆風スランプの「大きな玉ねぎの下で〜はるかなる想い〜」が採用

オリコントピックス

あなたにおすすめの記事

メニューを閉じる

 を検索