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若手俳優・吉沢亮が稽古場で明かした不安と焦りとは?『TOKYOHEAD』公演直前の素顔

 ドラマ、映画と幅広く活躍中の新鋭俳優・吉沢亮が舞台『TOKYOHEAD〜トウキョウヘッド〜』(3月18日〜23日/東京グローブ座)に出演する。人気劇団「ヨーロッパ企画」の新作公演であり、最新のモーションキャプチャー技術を応用した映像演出でも注目されている同作。わずか6日間の貴重な公演の直前、話題作に臨む吉沢が稽古場で心境を明かしてくれた。

◆芝居のなかで遊びを入れる余裕がない

 ヨーロッパ企画の上田誠氏が書きおろした新作公演となる同作は、90年代伝説のサブカルチャームーブメント『バーチャファイター』を題材にするゲームセンターコメディ。最新のモーションキャプチャー技術を応用して開発されたリアルタイムCG再生システム「DL-EDGE(R)」を駆使した前人未到の舞台映像演出も話題になっている。本番公演が始まる3日前。約1ヶ月間の稽古の最終日に吉沢を訪ねると、今の心境を「(公演が)楽しみといえば楽しみですけれど、怖いですね」と語る。

「自分のなかで、芝居に対してもう少し突き詰められる部分があるんじゃないかという不安があって、もう本番が来てしまうという焦りがあるんです。ヨーロッパ企画の方々のチームワークがすごく良くて、楽しみながら稽古はできているんですけど……。みなさんのように、芝居のなかでちょっと遊んでみたりといった余裕が僕には無いので、そういう部分でも少し焦っています」

 通し稽古を終えた直後ということもあり、リラックスした表情で語る吉沢。手練の舞台俳優たちに囲まれているなかで、本人は気づかないところで日々成長していることだろう。共演者たちからは演技のアドバイスを受けることはほとんどなく、自ら俳優たちを見て勉強しているという。

 今回の舞台では、ゲームセンターを舞台にする物語とともに、芝居とリンクした特殊な映像演出も注目されている。吉沢に同作の観て欲しいポイントを聞くと、コメディとしての笑いの要素と、その映像を挙げる。

「ステージの右後方に大きいスクリーンがあって、そこに僕が身体を動かしたアクションが、リアルタイム・モーションキャプチャーで実際にゲームのキャラクターが動いているように映し出されます。そのほかにも、キャストがカメラを持って演じながら、その映像がスクリーンに映しだされたりとか。新感覚の舞台になるんじゃないかな」

◆ゲームという枠に収まりきらない物語

 ゲームセンターが舞台になる物語だが、そこに登場するゲーマーたちは、ゲームという枠に収まりきらない、まるで格闘家やアスリートのような熱さと能力を秘めている。そしてそのストーリーには、男女を問わず誰もが共感できるような、ジャンルに括られることのない普遍的なメッセージが込められ、「ヨーロッパ企画」という稀有な劇団によって彼ら特有の強烈なインパクトを放つ作品に仕上げられている。

「上田さんの脚本でやらせていただくのは初めてです。なんとなくのシナリオがあるなかで、エチュード(即興劇)から始めて、そこからセリフができあがっていきます。最初から台本があるのではなくて、そういったテンションで作り上げていくので、舞台上でアドリブがたくさんあるんです。稽古を重ねるたびにそこは変わったり……。そういうのがとても新鮮で、不安もあるけれど舞台上ではアドリブの部分だったりいろんなことを楽しめたらと思っています」

 舞台も観客と直接触れ合うことができる場所のひとつだが、今年のカレンダー握手会での吉沢のファンへの対応は“神対応”と称され、大変な盛り上がりをみせていた。観客と顔をあわせることについて聞いてみると、満面の笑みを浮かべる。

「ファンの方々と直接会えたり、近くで話ができる機会はあまりないので、僕も楽しみましたし、みなさんが楽しんでいただけていればうれしいです。短い時間でしたがいろいろ声をかけてくださって、生の声援を聞けたことがすごく励みになりました。あと、全国でこれだけたくさんの方が応援してくれているんだというのがわかったのも本当にうれしくて。これからもがんばっていかなくてはと思っています。まずは舞台の応援よろしくお願いいたします!」



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