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映画館で録画ライブ好評 [15年2月度ODSランキング]

 AKB48SEKAI NO OWARI、L’Arc〜en〜Cielなど、アーティストドキュメンタリー作品の上映が急速に増加しているなか、当月、録画系で1位、2位となったMr.Children、忌野清志郎の上映作品は、こうした流れとは若干異なり、“ライブ本編を映画館で観せること”にこだわった作品であったという点も注目される。

「最前列でライブに参加しているかのような感覚」に仕上げた作品『Mr.Children REFLECTION』(配給:日活)(C)2014 ENJING INC.

「最前列でライブに参加しているかのような感覚」に仕上げた作品『Mr.Children REFLECTION』(配給:日活)(C)2014 ENJING INC.

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『Mr.Children REFLECTION』は、「最前列でライブに参加しているかのような感覚」に仕上げた作品であり、“LIVE FILM”とも称した。一方、『映画『忌野清志郎 ロックン・ロール・ショー〜』は、過去のライブ映像を約2時間に編集したフィルム・アーカイブ・シリーズの第1弾。予告編では「映画館をコンサートホールに」とうたっており、1本のコンサートを見ているような内容に仕上げている。

 このように、ドキュメンタリー作品とも一線を画し、生中継とも異なる、映画館の音響環境を最大限に活用したライブ映像の上映は今後も増加していきそうだ。

 なお、Mr.Childrenは今後、アリーナツアーを経て、アルバムをリリースする。ファンクラブ限定のライブハウスツアーで未発表曲を多数披露し、その後、それを映像化し映画館で上映。恐らく、そこでパフォーマンスされた最新楽曲を軸に構成されたアリーナツアーを行い、満を持してアルバム発売という流れとなる。この新たなチャンレジが、どのように売上に結実するかも注目される。(ORIGINAL CONFIDENCE 15年3月16日号より)

■データ提供について
・TOHOシネマズ/ティ・ジョイ提供データに基づく
・劇場数はTOHOシネマズとティ・ジョイを合算したもの
・ランキングは該当月に上映された作品の動員数でランキング化
・「録画系」:コンサートやドキュメンタリー、舞台、スポーツイベント等を収録した作品
・「生中継系」:コンサートやスポーツイベント、ファンミーティング等を生中継した作品

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