1955年に結成され、60周年を迎えた男性4人組ボーカルグループ、デューク・エイセスの結成当初からのメンバーで、昨年から病気療養中だった吉田一彦(79、セカンド・テナー)が、脳梗塞のため芸能界を引退したことがわかった。12日放送のテレビ朝日系『徹子の部屋』にメンバーが出演し、発表する。 昨年10月26日に行われた60周年記念コンサートツアー『感謝還暦』の初日、リーダーの谷道夫(80)は吉田の体調について「5〜6月ごろから体調が悪くなり、入院もしていましたが、いまは自宅で療養中です。僕たちは、4つの声がそろわないとデューク・エイセスにならないものですから、メンバー一同、彼の一日も早い回復を祈っています」と話していたが、今年に入り、本人と家族の申し出により引退を決意した。
2015/03/09