天性の女優・上白石萌音の魅力とは?

 先ごろ発表された『第38回日本アカデミー賞』で新人俳優賞を受賞した注目の若手女優・上白石萌音。今夏に全国で公演する“2万人の鼓動 TOURSミュージカル『赤毛のアン』でも主演に起用されるなど、まさに2015年は彼女を中心に回っていくことが予感させられる。今回は女優としての彼女の魅力はもちろん、17歳の女の子としての“素”の部分にも迫ってみよう。

■ワンカット長回し&アカペラで見せた、女優としての“凄み”

 2011年に開催された『第7回東宝シンデレラオーディション』で審査員特別賞を受賞し芸能界入りを果たした上白石。昨年公開された周防正行監督による映画『舞妓はレディ』で800人もの候補者の中から主役の座を勝ち取り、同作で『日本アカデミー賞』新人俳優賞を受賞。
 
 彼女の魅力といえば、その演技力はもちろん、17歳とは思えないその力強さを感じさせる歌唱力だ。『舞妓はレディ』でもその歌唱力を惜しみなく披露しているが、現在YouTubeで公開している動画『The Favorite Songs vol.1「奏」』でも、その凄さが実感できる。「歌うことが好き」と公言している彼女が、思い入れあるスキマスイッチの名曲「奏」をカバー。しかもワンカット長回し、かつアカペラで歌い上げるという、修正の効かない難関にチャンレンジ。

 今作の撮影を振り返り上白石は「この曲は、運行中の電車を使わせて頂いての撮影でした。ワンカットでの撮影のため、電車の到着や発射のタイミングに合わせる必要がありました。限られたチャンスの中で、今までに経験したことのないような緊張とプレッシャーを感じました。その分達成感が大きくて、OKを頂いた時は、監督とハイタッチをして盛り上がりました!!」と笑顔で語る。17歳の等身大で「奏」を歌いながらも、その歌声は非常に力強く、楽曲の世界観を文字通り体全体を使って表現する様は女優としての天賦の才を感じさせる。

■仕事から離れれば無垢な17歳の女の子

 一旦撮影に臨めば、女優の顔に変化し、さまざまな役になりきる彼女だが、その舞台から降りれば、無垢であどけなさが残る17歳の女の子。現在、高校生である彼女は学園生活も謳歌しているようだ。「好きな教科は英語で、苦手な教科は理科(笑)。最近は料理にハマッていて、休みの日にご飯を作ったり、バレンタインの日にはお菓子も作りました。あと、筋トレにもハマってます(笑)」と無邪気な笑顔を振りまく。

 休みの日には、好きな映画を観に行ったり、ダンスの教室に通ったりと、趣味と実益を兼ねたプライベートライフを過ごしている。読書も好きだという上白石は「『アンネの日記』が大好きです!いつも勇気をもらいます。それと、アンを演じることが決まってからまた『赤毛のアン』を改めて読んだらハマってしまって、赤毛のアンのシリーズを読んでいます!今は、『アンの愛情』を読んでいます」と瞳を輝かせる。

 将来は井上真央や、松たか子のような女優になることを目指しているという彼女。だが、天性の女優としての資質を持つ彼女ならば、“何者でもない、上白石萌音”を体現できるに違いない。


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