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大学生の就活、3月1日よりスタート 大学3年の73.0%が「不安」

 2016年度卒業生(現3年生)の就職活動が、3月1日よりスタートする。解禁時期が大幅に変更となったことで、これまでよりも活動期間が短くなる2016年度の就職戦線。内閣府が今年1月に発表した『就職・採用活動開始時期変更に伴う学生の意識等調査報告書』でも、大学3年生の73.0%、大学院生の60.0%が「就職先決定までの期間が短くなり、就職先が決まらないかもしれない」ことを不安に感じているという結果が出ている。

 同調査によると、就職・採用活動開始時期の変更にあたって学校や行政などに求めたい支援として、「試験などの学事日程を調整して欲しい」、「できるだけ早くからキャリア教育を受けたい」、「就職活動前に企業に勤務する人たちと話をしたい」、「就職する前に企業の求める人材を知りたい」、「キャリア教育のカリキュラムを充実して欲しい」、「就職前に企業の仕事を経験したい」などが上位に挙がった。また、大学に対しては「就職ガイダンス」、「大学の授業の充実」、「大学就職課(キャリアセンター)の充実」、「就職に関する個別相談・カウンセリング」、「キャリア教育科目の充実」、「履歴書・エントリーシートの書き方の指導」などを望むという回答が多かった。

 就職活動スタートの後ろ倒しは、学生のみならず大学側にとっても重要な問題。文部科学省実施プログラムとして行っている学生へのキャリア支援『個別面談体制と社会人力向上策の展開による就職率の維持・向上』で最高ランクのS評価を受けている大阪商業大学(大阪府東大阪市)は、1年次から参加できる「就職支援プログラム」や4年間を通じ社会とのかかわりを持つ「ゼミナール」、3年次の8月を中心に授業の一環として行う「ビジネス・インターンシップ」、キャリアサポート室のキャリアカウンセラーが学生一人ひとりと面談をして4年次までサポートを行うなど、さまざまな支援を実施。学生たちの“短期決戦”をサポートしているという。

 そんな同大学のサポートを受けて大手旅行代理店の内定を獲得した総合経営学部商学科4年の林亜祐美さんは、就職活動のコツについてこう話す。「人を頼るのはいい方法だと思います。キャリアサポート室は、利用するまで気おくれしていましたが、先輩を頼って訪れてみると、みなさん親切。その後は、毎日のように通いました。また、就職活動では、情報収集と自己分析がすごく大事なので、私は仲の良い人に仕事の話を聞いたり、友人に自分をどうみているかを聞いたりして参考にしました」。

 2016年度卒業生を対象とした就活スケジュールは、3月1日より春休み期間を利用してエントリーを開始。選考は8月1日から9月末までの短期決戦となるとされている。とはいえ、この新スケジュールは経団連が定めた“指針”であり、実際には前倒しで始める企業も多いとも言われる。混沌とした就職戦線を勝利するには、大学と学生、大学と企業の連携が重要となりそうだ。



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