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『64』が佐藤浩市主演で映画化 原作者・横山秀夫氏「冒険だな」

 横山秀夫氏の警察小説『64(ロクヨン)』が、前編/後編2部作で映画化されることが18日、わかった。かつては刑事、現在は広報官として昭和64年に発生した未解決の少女誘拐殺人事件、通称「ロクヨン」に挑む主人公の三上義信役を俳優・佐藤浩市が演じる。

 警察小説、人間ドラマの名手でこれまで『半落ち』『クライマーズ・ハイ』などの傑作を生み出してきた横山氏による『64』は、2013年に『このミステリーがすごい!』年間1位を獲得し、累計82万部を売り上げたベストセラー。監督は『ヘヴンズ ストーリー』(10年)で『第61回ベルリン国際映画祭』国際批評家連盟賞を受賞した瀬々敬久氏が担当する。

 オファーを受ける前から原作に惹かれて出演を熱望していたという佐藤は、「大変な仕事になるという覚悟を決めなければできない作品です。しかし自分がやりたい、やらなければいけないという演者の欲と必ず強い作品にできるということを信じて、監督・スタッフと共にぶつかりたいと思います」と並々ならぬ情熱を燃やしている。

 前編では加害者匿名報道を巡る、広報室と記者クラブとの確執の狭間で、三上が広報官として覚醒していく様が描かれ、後編では新たに発生した因縁の事件「ロクヨン」をなぞる誘拐事件に対し、かつては刑事として、今度は広報官として真っ向から立ち向かう三上の姿が描かれる。

 横山氏は、映画化に驚いたといい「うれしい半面、『64』の文庫本を上下巻で出している身としては『冒険だな』とも。本では上巻、映画では前編の出来と質がまず問われますよね。怖いけれどもワクワクする」と心境を明かし、「冒険のパートナーに『64』を選んでいただいたことに感謝しています」とコメントを寄せている。

 撮影は今月26日〜5月を予定。映画『64-ロクヨン-前編/後編』は2016年公開予定。



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