今月14日に子宮頸がんのため亡くなったロックバンド「シーナ&ロケッツ」のボーカル、シーナさん(本名:鮎川悦子=享年61)の通夜が18日、東京・下北沢の森巌寺 開山堂にて営まれた。喪主を務めた夫で同バンドのギタリスト・鮎川誠(66)は声を震わせながら「病気が発覚して、シーナは治療かロックか、迷わず最後までロックをするって選びました。死期が近いと知ったときは『みんなにありがとうって言いたい。よろしく言っておいて』と言っていた」と涙した。 福岡県北九州市出身のシーナさんは78年に鮎川とともにバンドを結成し、「涙のハイウェイ」でデビュー。79年に「ユー・メイ・ドリーム」がヒットし、日本を代表する女性ロックシンガーとなった。
2015/02/18