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中毒性抜群の“リズムネタ”、 愛される理由とは?

 「ラッスンゴレライ」で大ブレイク中の8.6秒バズーカーのブレイクで、現在再び“リズムネタ”に脚光が集まっている。彼ら以外にも、様々なアプローチのリズムネタを駆使し虎視眈々とブレイクを狙う芸人が多数存在。古くから存在するリズムネタだが、なぜこれほど愛されるのか? そのメカニズムを探ってみよう。

 ノコギリを叩きながらリズムカルに「お〜ま〜え〜は〜あ〜ほ〜か〜」と繰り出す横山ホットブラザースなど、古くからリズムに乗せてワンフレーズで笑いをとる芸人は存在する。それは大衆演芸というカテゴリーの中で育まれた産物であり、テレビというメディアに乗って一般化していった。

 近年のリズムネタで忘れてはならないのが、タンクトップ姿で踊る「ラララライ体操」の藤崎マーケット、デビュー間もない2人組が数多くの「武勇伝」でブームを巻き起こしたオリエンタルラジオ。軽快なダンスと共に右ひじと左ひじを交互に出しながら歌う2700などもその部類に入るだろう。

 リズムネタの魅力は、フレーズの気持ち良さに尽きる。そのフレーズに意味を見いだす必要はなく絶対ではなく、あくまでも“響き重視”のキャッチーさ、さらにそのキャッチーなフレーズに乗せたリズミカルなアクションがあれば、見る側はその気持ち良さに魅了されてしまう。

 「フレーズが意味不明」というのは、実はリズムネタにとって重要な要素だ。8.6秒バズーカー、バンビーノ、ピスタチオ、トンファーという、リズムネタを得意とする若手芸人が、ひたすら「ベネパ!」と連呼する動画がYouTubeで公開され、急速に再生回数を伸ばしていることからも分かるだろう。

8.6秒バズーカーによる「ベネッパベネベネ♪ベッベッベネパ♪」というリズミカルな「ベネパ」からスタート。美容院、ボクシングのリング上、タクシーの車内、様々なシチュエーションで「ベネパ」が繰り広げられる。「ベネパ!」という、一聴しただけでは意味不明なワードを、各々のテイスト、各々の意味で連呼することで、視聴者の耳にしっかりと刻まれるのだ。

 視聴者に強烈なインパクトを与える中毒性抜群のリズムネタ。視聴者に意味を考える“余白”を与えている点も、さまざまなハレーションを起こす要因といえるだろう。



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