「東京五輪での採用に向けて、スカッシュという素晴らしいスポーツをもっと多くの人に知ってほしいです」。日本のスカッシュ界を第一線で引っ張り続けてきた松井千夏選手は、記者たちの前でこう語った。 今、スカッシュ界がにわかに盛り上がっている。昨年末、国際オリンピック委員会が発表した改革案では、夏季五輪の競技枠撤廃と開催都市が実施希望競技を提案できる項目が含まれていた。世界185以上の国と地域、約2000万人の競技人口を誇るスカッシュは、野球、ソフトボール、空手などの競技と共に、2020年の東京五輪での採用が有力視されている。
2015/02/09