集英社 別冊マーガレットにて連載された、人気コミック『ヒロイン失格』の実写映画化が決定！ 恋に暴走するかつてないぶっとびキャラのヒロインを女優・桐谷美玲が務め、ヒロインと三角関係になるイケメン男子に山崎賢人＆坂口健太郎の起用が発表された。

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　山崎賢人といえば、昨年出演した映画『L・DK』で見せた“壁ドン”がきっかけとなり、巷で“壁ドン”が一大ブームに。ドラマ『チーム・バチスタ4　螺鈿迷宮』（フジ系）、『弱くても勝てます〜青志先生とへっぽこ高校球児の野望〜』（日テレ系）、『水球ヤンキース』（フジ系）と話題作に出演し、さらに初舞台『里見八犬伝』では主演を務め、スタンディングオベーションが巻き起こるほどの大盛況ぶりを見せるなど、大活躍となった2014年。

　2015年もその勢いはとどまることなく、3月30日から放送されるNHK 連続テレビ小説『まれ』への出演も決定しており、そして2015年夏の公開を予定する本作では、桐谷演じる少女マンガのヒロインとしては“失格”な新しいヒロイン・松崎はとりから想いを寄せられる、はとりの幼なじみ役・寺坂利太を演じることになった。

　恋に暴走するオトメの七転八倒を赤裸々に描いた、爆笑ロマンチック・コメディの本作。絶対的自信を持って自分が幼なじみの寺坂利太の“ヒロイン”だと思い込んでいる“はとり”。そんな中、クラスの中でも六角精児似のイケてない女のコ・安達未帆に告白された利太が付き合い始めるというまさかの展開！ 2人の関係に悶絶する中、学校イチのモテ男・弘光廣祐（坂口健太郎）がはとりに興味を持ち始め・・・まさかの三角関係!? 果たして、はとりはどちらを選ぶのか。

　累計117万部を記録する大人気コミック実写化に山崎は「少女漫画のヒロインを逆手にとったこのヒロインの設定がすごく面白いと思いました。『笑いと恋愛』ラブコメの世界を楽しんで、その中で利太をつくっていきたい。はとりとの関係性、空気感を桐谷さんと作っていき、皆さんに笑って、楽しんでもらえる作品になったら」と意気込む。クールだが、どこかはかない一面を備え持ち、彼女である安達と幼なじみのはとりの間で揺れる男を演じる。

　またはとりに興味を持つ、頭よし、顔よし、運動神経抜群の学校イチのモテ男、弘光廣祐には、こちらも昨年“塩顔男子”として注目を浴び、現在MEN'S NON-NOで専属モデルを務める坂口健太郎が抜擢。彼もまた、2015年には『at Home』、『娚の一生』、『予告犯』、『海街diary』など話題の映画への出演が続く人気ぶりだ。彼と山崎、2015年絶対観ておきたい2大イケメンの共演は見ものだ。

　そのイケメンに囲まれる主演の桐谷は「4年前に『ヒロイン失格』という漫画に出会い、はとりのマネをしながら変顔の練習をしていたのを思い出します。これほど思い出深く大好きなマンガの実写版に参加させていただけること、ほんとに嬉しい」と熱い想い。実は、この原作を桐谷自身が大好きだったことから、映画化を熱望。偶然にもプロデューサーが桐谷主演のイメージで映画化を企画していたところにこの話が舞い込み、奇跡の映画化が実現したのだ。

　原作者である幸田もも子氏も「『ヒロイン失格』を映画にしていただけるなんて、夢みたいです。しかも、連載中密かにはとりのモデルにしてた桐谷美玲さんに、はとりを演じてもらえるなんて本当に嬉しい！ 先日台本をいただき、“桐谷さんがこんな変顔するなんて!!”、“カッコイイ山崎さんがどうやってヘタレ男子（？）になるんだろう!?”、“坂口さんのチャラ男って新しすぎる!!”と、もうワクワクが止まりません!!」と興奮気味なコメント。

　『L・DK』で魅せた学校一のイケメンツンデレ男を演じた山崎が、どう“彼女”と“幼なじみ”の間で揺れるヘタレ男子を演じるのか。タイプの異なるイケメンがヒロインを取り合うという、女性としては夢のようなシチュエーションの中で、王道ヒロインとは異なる新しいヒロインを桐谷がどう演じるのか、ますます期待が高まる。

　映画『ヒロイン失格』は2015年夏公開予定。

（※山崎賢人の「崎」はつくりの上が「立」）
（※『L・DK』の・はハート）