「俳優の三上博史」と聞いて何を思い浮かべますか? スキーが上手な人のいいサラリーマン、多重人格者で女装していた人、『スワロウテイル』の…、あるいは宮沢賢治か野口英世か、記憶に新しいところでいえば『明日ママがいない』の“魔王”か。どの作品でも役の印象が強く残るため、三上自身がどんな人なのかよくわからない。 そのため、誤解されることも多々あり、いわれのない誹謗中傷に傷つくこともある。それでも三上は「それを売りにするしかないのかなって、今は開き直っていますね。そういう役者がいてもいいですよね。僕は役というフィルターを通して輝きを出すことしか考えていない」と言葉に力を込めた。
2015/01/23