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平原綾香、洋画吹き替え初挑戦 『サウンド・オブ・ミュージック』50周年記念版

 歌手の平原綾香が、製作50周年を記念して5月2日に発売されるミュージカル映画『サウンド・オブ・ミュージック 製作50周年記念版』(Blu-ray&DVD)で、洋画の吹き替えに初挑戦する。主人公マリア役で、持ち前の歌唱力も存分に発揮される。

ミュージカル映画の不朽の名作『サウンド・オブ・ミュージック 製作50周年記念版』で吹き替えに初挑戦した平原綾香

ミュージカル映画の不朽の名作『サウンド・オブ・ミュージック 製作50周年記念版』で吹き替えに初挑戦した平原綾香

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 同映画は、第2次世界大戦中のオーストリアを舞台に、ジュリー・アンドリュース扮する修道女マリアが妻を亡くしたトラップ大佐の7人の子どもたちの家庭教師として派遣され、得意のギターと美しい歌声で子どもたちと信頼関係を築いていく物語。やがてトラップ大佐と再婚するマリアは、一家でナチスの追っ手を逃れ、自由を求めてアルプスを越えいく。

 スリリングでかつ感動的なフィナーレ以上に、劇中を彩る名曲の数々が広く知られており、1962年にNHK『みんなのうた』に採用され、教科書にも載った「ドレミの歌」、多くのミュージシャンがカバーし、JR東海のCMにも長年起用されていた「私のお気に入り」、もはやスタンダードナンバーとなった「サウンド・オブ・ミュージック」や「すべての山に登れ」、多くの人がオーストリア民謡と思い込んでいるほどの美しいメロディーをもつ「エーデルワイス」など、私たちの耳にもなじんだ楽曲がたくさん詰まっている。

 平原は「50周年の節目に改めて、まっさらな気持ちで観ていただけたらうれしいです。その時の自分の年齢や時代、置かれた環境で作品の響き方が全然ちがうと思います。今、日本はつらい時期を乗り越えて一生懸命立ち上がっている、頑張っている最中だと思いますが、この『サウンド・オブ・ミュージック』の主人公マリアの“不安の中でも前に進んでく明るさ、活発さ、力強さ”がいろんな人たちに力をくれると思います。私自身もこの作品に携わって5段階くらい明るくなった気がします」と作品への思いを語った。

 また、トラップ大佐の吹き替えは、劇団四季を経て、ドラマ『半沢直樹』や今年のNHK大河ドラマ『花燃ゆ』にも出演中の石丸幹二、長女リーズル役にはアニメ『けいおん!』秋山澪役や『進撃の巨人』のエンディングテーマを担当するなど歌手としても活躍している声優の日笠陽子が担当する。

 同作の歴代の吹き替え演出を担当し、今回も総合演出を手がける佐藤敏夫氏、歌唱シーンの演出を担当した市之瀬洋一氏は、2005年以来となる10年ぶりの新録に「過去に比較しようがないくらいの素晴らしい吹き替え収録だった」と太鼓判を押す。

 今回のBlu-rayにはテレビ朝日版、フジテレビ版、テレビ東京版のテレビ版吹き替え音声が初収録され、さらに今回の製作50周年記念版、製作40周年記念版、VHS/DVD版の計6種の吹き替えバージョンが収録される。

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  • ミュージカル映画の不朽の名作『サウンド・オブ・ミュージック 製作50周年記念版』で吹き替えに初挑戦した平原綾香
  • 「ドレミの歌」「私のお気に入り」「エーデルワイス」などの名曲が新たな歌声でよみがえる(C)2015 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.
  • ミュージカル映画の不朽の名作『サウンド・オブ・ミュージック 製作50周年記念版』5月2日発売

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