俳優の上川隆也が主演するテレビ朝日系ドラマスペシャル『最後の証人』(24日 後9:00)の番組イベントが19日、東京・港区の慶應義塾大学内の模擬法廷で行われた。同ドラマで弁護士を演じる上川、検事役の女優・松下由樹、原作者の柚月裕子氏が出席。法学部の学生約30人と交流し、上川は「20代のとき学んだことが、今の自分の礎になっている。今、皆さんが手に入れたものは一生、手放さずにすむものになると思う」と熱弁をふるった。 弁護士を目指している学生から「今、将来について漠然とした不安を抱いていますが、21、22歳の頃、皆さんはどう思っていましたか?」と質問された上川は、当時に思いを馳せながら「その頃は、何をしてよいかわからなくなっていた時期。そんなときひと筋の光明のように出会ったのが舞台のお芝居です。あのとき、お芝居と出合わなかったら今、どうなっているのか、恐ろしさすら感じます」と答えいた。
2015/01/20