2013年の1年間で12万1040件もの事故が発生している自転車。対自動車、対歩行者、自転車同士など、事故の当事者のどちらか一方が自転車乗用中の事故は、実に4分20秒に1件の割合で起こっているのが実態だ。では、自転車事故によってどのぐらいの死傷者が発生しているのか。近年の現状について詳しく解説する。 自転車事故による死傷者数は12万529人(2013年)。自動車事故を含めた「交通事故全体」の死傷者数に占める割合は15.3%に達する。この割合は、歩行中の死傷者に比べて約2倍で、自転車は歩行者よりも事故に遭う確率が高いと言える。
2015/01/22