年末恒例の『第56回日本レコード大賞』（主催：日本作曲家協会）の授賞式が30日、東京・初台の新国立劇場で開かれ、最優秀新人賞は新人賞4組の中から西内まりや（21）が選ばれた。

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　司会の仲間由紀恵から名前を呼ばれた瞬間、西内は驚きの表情で拝むように両手を合わせ、「獲ったよ、お母さん」と喜びを表しこらえようとしていた涙がこぼれ落ちた。「ずっと支えてくれた母、応援してくれる地元のみんな、恩人のみんなに届けたいです」と感謝の言葉を口にし、涙を流しながらデビュー曲「LOVE EVOLUTION」を声量たっぷりに歌い上げた。

　西内は、中学2年の時から雑誌モデルを始め、現在もファッション誌『Seventeen』（集英社）の専属モデルとして、10〜20代の女性に絶大な人気を誇る。ドラマ、バラエティー、CMなど多数の仕事をこなしながら、ボイストレーニングやダンスレッスン、ギターやピアノなどの楽器練習を積み重ね、今年8月20日に1stシングル「LOVE EVOLUTION」で歌手デビューを果たした。年明け早々に2ndシングル「7 WONDERS」（1月28日発売）が控える。

　今回の新人賞は、今年公開の映画『カノジョは嘘を愛しすぎてる』の劇中バンドで歌手デビューした大原櫻子、8人組男性音楽グループ・SOLIDEMO、演歌歌手の徳永ゆうきが受賞。授賞式の模様は、TBS系で生放送された。

■過去10年の『最優秀新人賞』受賞者
第46回（2004年）：大塚愛
第47回（2005年）：AAA
第48回（2006年）：絢香
第49回（2007年）：℃−ute
第50回（2008年）：ジェロ
第51回（2009年）：BIGBANG
第52回（2010年）：スマイレージ
第53回（2011年）：Fairies
第54回（2012年）：家入レオ
第55回（2013年）：新里宏太