先月19日に肺炎のため亡くなったロックバンド・キャロルの元メンバーで歌手のジョニー大倉さん（享年62）のお別れ会が25日、都内のライブハウス・銀座タクトで営まれ、ファンや知人など約500人が献花に訪れた。

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　祭壇は、長男で俳優兼ミュージシャンのケンイチ大倉（42）が「父の色に染めて欲しい」という思いを込めて白で統一し、周りには生前使用していたギターや衣装などを展示した。黒の革ジャンにリーゼント姿で訪れるファンも多く、銀婚式の写真を使用した笑顔の遺影に向かって長く手を合わせていた。

　開始前に報道陣の取材に応じたケンイチは「父は弱音を吐かなかったけれど、自分はもうダメだとどこかで感じていたと思う」と涙を堪えてジョニー大倉さんの闘病生活を振り返り、「余命2週間から1年6ヶ月も生きた。最後までかっこいい親父でしたよ」と偲んだ。

　お別れ会は午後3時から5時まで行われ、午後7時からはケンイチらが追悼ライブを行う。