• ホーム
  • 芸能
  • 尾野真千子、主演ドラマで昆虫学者役 「子どもの頃、虫が大好きだった」

尾野真千子、主演ドラマで昆虫学者役 「子どもの頃、虫が大好きだった」

 優れたシナリオ作品の発掘、脚本家の育成、受賞作品の映像化を目的に創設された「WOWOWシナリオ大賞」の第7回受賞作品、栄弥生氏の脚本『十月十日(とつきとおか)の進化論』が、女優・尾野真千子主演でドラマ化される。来年3月放送予定。

 監督は、映画『箱入り息子の恋』(2013年)の市井昌秀氏。同映画で登場人物を面白おかしく、いとおしく描き、将来を嘱望されている若手監督の彼が、同局で初めてテレビドラマを手掛ける。

 物語は、東京で独身生活を送る昆虫分類学博士・小林鈴(尾野)が、昔の恋人・安藤武(田中圭)と再会し、酔った勢いで一夜をともにし、妊娠することから始まる。人間は胎児の間の十月十日で生命30数億年の進化を再現するという神秘を書物から知り、産む決意を固めていく鈴。だが、武には子どものことを切り出せない。子どもを一人で産み育てようと鈴が意固地になるには、ある秘められた過去があった。奔放で、偏屈で、不器用な主人公が、命を宿したことで周囲を取り巻く人々と次第に心を通わせていく過程を描く。

 脚本を読んで、尾野は「発想がおもしろいなと思いました。私も子どもの頃、虫が大好きでした。なんだかスズと似ているなと思い、物語を面白おかしくいろんな想像をしながら読めたんです。この台本なら、演じることでもっと面白いものになりそうだと感じました」と期待。撮影では「久しぶりに虫と触れ合えて子どもの頃を懐かしく思いました」と虫取り網を持つ姿も様になっていた。

 尾野は「人は結局一人では生きられない。一人では何もできないんですよね。この物語は、スズの成長ではなく、孤独だったスズがいろんな事に支えられている、生かされているという事に気づかされる物語です。人間と虫のおかしな組み合わせのドラマ、どうぞお楽しみに」と呼びかけている。

 主人公が生き物の進化の過程を想像するシーンを映像作家・加藤隆氏のアニメーションで表現するほか、自然案内の専門家“プロ・ナチュラリスト”の佐々木洋氏が昆虫監修を手がけるなど、新しい試みにも挑戦する。また、音楽は、サニーデイ・サービス曽我部恵一が手掛ける。



オリコントピックス