近年の就職・転職事情は、従来の書類選考→適正検査→面接といった定番スタイルを飛び越えて、けっこうおもしろいことになっている。 例えば、他社で内定をもらった学生なら一定の人材だろうということで、いきなり最終面接が受けられるという会社もあれば、フェイスブック上で社員とコミュニケーションしてもらい、それを採用の一助にするという会社も現れた。極端なところでは、縁故採用のみというのも話題となった。企業にとって採用は、時間も労力もお金もかかる大変な作業。現代のビジネスのあり方がここにも反映され、コスト管理をしつつ、適した人材を効率よく探したいという企業の意識が表れた結果なのかもしれない。
2014/12/22