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嵐・二宮和也、山田洋次作品初参加「すごく緊張」 吉永小百合と親子役

 国民的人気映画『男はつらいよ』をはじめ、『おとうと』『小さいおうち』などで知られる山田洋次監督(83)が17日、都内で新作『母と暮せば』の製作発表会見を行った。主演は吉永小百合(69)が務めるほか、息子役で二宮和也(31)が山田監督作品に初出演する。

新作『母と暮らせば』製作発表会見に出席した山田洋次監督 (C)ORICON NewS inc.

新作『母と暮らせば』製作発表会見に出席した山田洋次監督 (C)ORICON NewS inc.

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 1948年8月9日。長崎で助産婦をして暮らす伸子(吉永)の前に、3年前に原爆でなくしたはずの息子・浩二(二宮)が現れるという物語。浩二の恋人・町子を黒木華(24)が演じる。山田監督初のファンタジーとなる。

 主演を務める吉永は「二宮さんと親子なので、全国の二宮さんのファンの方に、にらまれそうですが、素敵な親子になりたいと思います」と茶目っ気たっぷりにあいさつ。

 会見中に終始ぴんと背筋を伸ばしていた二宮は「すごく緊張しています」と声を張り、「ずっと見てきたおふた方、常に映画のなかにいる人達が目の前に飛び出てきた感覚。ここに座っている意味を自分なりに問い詰めながらいろんなものを吸収したい」と宣言。「全国の吉永さんのファンににらまれないよう私も気をつけたいです」と笑いを誘った。

 同作は、ヒロシマ、ナガサキ、沖縄をテーマにした「戦後命の三部作」ともいうべき三作品を作り上げることを晩年の課題にしていた作家・井上ひさしさんの遺志を引き継ぎ、山田洋次監督が残るナガサキをテーマにして製作。山田監督は「僕はたくさんの映画を作ってきましたけれど、この歳になってこういう企画に出会えるのは不思議な縁。運命のようなものを感じています」と話していた。

 『母と暮せば』は2015年春にクランクインし、12月12日に公開。

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  • 新作『母と暮らせば』製作発表会見に出席した山田洋次監督 (C)ORICON NewS inc.
  • 吉永小百合 (C)ORICON NewS inc.
  • 黒木華 (C)ORICON NewS inc.
  • (左から)山田洋次監督、吉永小百合、黒木華 (C)ORICON NewS inc.
  • (左から)吉永小百合、黒木華 (C)ORICON NewS inc.
  • 新作『母と暮らせば』製作発表会見を行った山田洋次監督 (C)ORICON NewS inc.

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