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俳優の役所広司(58)が、太平洋戦争終戦の舞台裏を描いた映画『日本のいちばん長い日』(2015年8月公開)で主演を務めることがわかった。作家・半藤一利氏(84)のノンフィクションを原作に、日本が戦争完遂を支持するなか、トップとして苦悩する主人公・阿南惟幾(あなみこれちか)陸軍大臣を演じる。 1967年に岡本喜八監督、三船敏郎主演で映画化されているが、今作は当時の原作に半藤氏のノンフィクション『聖断』の要素を加えた“新作”。役所は「各個人それぞれの『家族』、天皇を中心とした日本という『家族』に重きを置いて描かれているのが最大の魅力ではないでしょうか」と作品を紹介している。

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