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サザン、11年ぶりドラマ主題歌決定 重松清氏のベストセラー作品で

 2015年1月スタートのTBS系ドラマ『流星ワゴン』の主題歌が、サザンオールスターズの「イヤな事だらけの世の中で」に決まったことが8日、わかった。サザンのドラマ主題歌は2004年の「愛と欲望の日々」以来。現在制作中の10年ぶりのニューアルバムに収録される。

新曲「イヤな事だらけの世の中で」が11年ぶりのドラマ主題歌に決定したサザンオールスターズ

新曲「イヤな事だらけの世の中で」が11年ぶりのドラマ主題歌に決定したサザンオールスターズ

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 同ドラマは、発行部数100万部を突破している、直木賞作家・重松清氏のベストセラー小説の映像化作品で、俳優の西島秀俊と香川照之が父子の役を演じることで大きな話題を集めている。ドラマは、プロデューサー・伊與田英徳氏、福澤克雄監督のタッグで、昨年の『半沢直樹』、今年の『LEADERS』、『ルーズヴェルト・ゲーム』と立て続けに話題作を制作しているチームによる作品で大きな期待が寄せられている。

 新曲「イヤな事だらけの世の中で」は、ミディアムテンポのせつないバラード。歌謡曲の匂いも漂わせながら、タイトル通り、日々の生活に疲れた者たちの悲哀を歌い、聴く者の心にしみわたる情緒あふれる曲となっている。

 重松氏の原作『流星ワゴン』(講談社文庫刊)にサザンが実名で登場しており、主人公の一雄(西島秀俊)のキャラクターを表現するのに重要であることから起用が決まった。今回の映像化にあたり、ドラマ制作陣は原作が持つ魅力を最大限に引き出せるアーティストはサザンしかいないとの思いから、書き下ろしのオリジナル曲を熱望した。

 伊與田氏は「最高の主題歌に負けないように、素晴らしい映像をお届け出来るようにキャスト・スタッフ一丸となって撮影に臨んでいきたいと思います」とコメントしている。

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