女優の広末涼子(34)が4日、都内で行われた映画『はなちゃんのみそ汁』(来秋公開)製作発表記者会見に出席した。愛娘を残し、天国に逝ってしまう母親役を演じる広末。脚本を読んだ時は「本当に素晴らしくて、笑いながら泣いてしまった」といい、「悲しい、辛いという涙ではないと感じました。命をかけて演じたいと思える脚本でした」と語った。 同作は、乳がんと闘う千恵さんが、命の危機がありながらも出産した愛娘・はなさんと、夫・信吾さんとの日々を基にしたノンフィクション。がんが全身に転移した千恵さんは、生活習慣を改め、はなさんと「毎日おみそ汁を作る」と約束。母親の死後もみそ汁を作り続けるはなさんを通し、前向きに生きる力や家族の絆を描き出す。
2014/12/04