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RADWIMPS野田洋次郎、高校生の質問にタジタジ「超恥ずかしい」

 ロックバンド・RADWIMPSのボーカル野田洋次郎(29)が3日、ドキュメンタリー映像『RADWIMPS 2014 Document 4×4』の劇場公開を記念し、上映後に永戸鉄也監督とともにトークライブを行った。客席側からハット、シャツ、ベスト、スキニージーンズと黒で統一した野田が登場すると、会場は大歓声。「なんか質問とかある?」と客席に問いかけると、直接話せるめったにない機会とあり、一斉に「はーい!」と手があがった。

ファンからの質問も受け付けたRADWIMPSのボーカル野田洋次郎

ファンからの質問も受け付けたRADWIMPSのボーカル野田洋次郎

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 初っ端で指名した高校2年の女性が恋愛相談を始めると、野田は「う〜ん」と困り果て、「観る映画、間違えたんじゃない?」と笑い、客席も大爆笑。親身に答えながらも「こんな質問がくると思わなかった。おもしれぇなー」と笑顔をみせた。

 ダンスをやっているという高校1年の女性からは「ライブ中の洋次郎さんは、くねくねしたり、すごく動きがきれいで、とにかくすごい揺れてるんですけど、踊ってるときはどんな気分なんですか」と指摘され、「超恥ずかしい、どうしよう」と顔をくしゃくしゃにして大笑い。「女の人への憧れがあって、形としてきれいだなとか動きに惹かれるところがあって、自分が“中性人間”だなって思うのは、そういう女性への憧れがあるからかなと思う。あと、言葉とか楽器だけじゃ足りなくなる瞬間があって、あるとき腰を振りだしたんだろうね。そしたら心地よかったんだろうね」と自己分析し、会場は爆笑に包まれた。

 中学2年の頃からRAD一筋という高校2年の女性は涙まじりに「若いころに影響を受け、これからもずっと聴いていこうと思ったアーティストは?」と質問。熟考した野田は「僕はあなたみたいに、涙を流して語れる音楽がないからうれしい。音楽で救われたことがなくて、正直そこまで音楽を信じていなかった。今はこうしてたくさんの人から音楽を信じさせてもらっているから本当に感謝しています」と真摯に話した。

 高校3年の男性から「クラスメイトに“オネエ”と言われるんですけど、どうしたら男らしくなれますか」と相談されると「高校とかはいじりやすい対象を探すけど、社会に出ると面白い人、変な人がいっぱいいて、それが売りになるから。どれだけ普通に染まってないか、いびつかっていうのが武器になる。好きな人ができたときに、その子にふさわしい自分でいたらいい」とアドバイス。ファンは前のめりになって、野田の一言一句に聞き入っていた。

 高校生4人4様の質問、相談を受けた野田は「すごく楽しかった。音楽をやるのが仕事なので、居心地が悪かったんですけど、温かく迎えてくれてありがとうございます」と一礼。来年夏公開の映画『トイレのピエタ』で俳優デビューし、初主演を務める野田は「今はやりたいことがいっぱいあって、せっかく生まれたから残したいなと思うこと、RADWIMPSだからできることをやっていこうと思います」と静かに決意表明。「中途半端なものは作らないというのは約束できるので、期待していてください」と呼びかけていた。

 現在公開中の映画は、今年2月〜7月にかけ、アジアを含む全44ヶ所で行われたライブツアー『RADWIMPS GRAND PRIX 2014 実況生中継』の舞台裏に完全密着。バンドのアートディレクターも務める永戸監督自らカメラを持ち、最終の沖縄公演の舞台裏までを追った。あす5日まで東京・テアトル新宿のレイトショー(午後9時〜)で上映中。

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  • ファンからの質問も受け付けたRADWIMPSのボーカル野田洋次郎
  • 高校生の質問や恋愛相談にタジタジ!?
  • 一つ一つの質問に親身になって答えた
  • 『RADWIMPS 2014 Document 4×4』の永戸鉄也監督とともにトークを繰り広げたRADWIMPSのボーカル野田洋次郎

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