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俳優の東出昌大(26)が、5月11日から東京・天王洲の銀河劇場で上演される『夜想曲集』で、初舞台初主演を務めることが4日、わかった。同作はブッカー賞受賞の作家・カズオ・イシグロ氏が2009年に発表した初の短篇集「夜想曲集〜音楽と夕暮れをめぐる五つの物語〜」が原作。舞台版では、同書に収められた5編の短編の中から「老歌手」「夜想曲」「チェリスト」の3編を1つの戯曲として再構築して上演する。 3編のうち「老歌手」は、結婚27年目のハネムーンでベネチアを再訪した往年の名歌手が、妻に別れのセレナーデを歌う物語。「夜想曲」は、整形手術を受けた売れないサックス奏者が「老歌手」に登場する名歌手の妻と共に夜の散歩に出かける様を描く。「チェリスト」は、チェリストの若者と、彼の指導をしていた自称・チェロの大家であるアメリカ人女性の別れと再出発の物語。

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  • 初舞台に挑む東出昌大(左)と共演の安田成美
  • 東出昌大(左)ら『夜想曲集』出演陣

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