俳優の岡田准一と榮倉奈々、福士蒼汰の出演で昨年4月に公開され、興行収入17.2億円のヒットを記録した『図書館戦争』の続編が、『図書館戦争-THE LAST MISSION-』として来年10月に公開されることが3日、わかった。キャストは変わらず、前作の一年半後が描かれる。

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　前作の企画段階から続編製作を視野に入れていたという同作だが、超多忙なキャストが集うタイミングがないなか、この12月にチーム“図書館戦争”を再結成。12月中旬より続編の撮影がスタートすることになった。主演は前作に続き岡田と榮倉のタッグ。共演陣も田中圭、福士、栗山千明らが再び出演し、佐藤信介監督がメガホンをとる。

　続編は、前作で描かれた図書防衛の戦闘“小田原・情報歴史図書館攻防戦”の一年半後が舞台。検閲によって公序良俗を乱す表現を取り締まろうとする“メディア良化委員会”と、図書館の自衛組織“図書隊”との抗争はより激しいものになって続いており、そんななかで、図書隊は過去最大の戦闘を開始する事態を迎える。

　続編製作に関する主なキャスト、スタッフのコメントは以下の通り。

◆岡田准一
　続編をやらせていただけることを嬉しく思います。また『図書館戦争』の世界に入ることができるのが今から楽しみです。前回を超えるスケールを目指し、前作同様のスタッフ、キャストの皆様とともにがんばっていきたいと思っています。

◆榮倉奈々
　前回の撮影から1年半、ついに来たかという感じです。台本をいただいて、前作で岡田さんからしごかれた思い出がよみがえりました（笑）。個人的に郁ちゃんの成長した部分を披露したいと思っていたので、続編と聞いて嬉しく思っています。前作では（私は）アクションシーンが多くなく、男性メンバーがとてもかっこよく映っていたのを観て、うらやましいと思っていたので、今回そういったシーンに関われることが今から楽しみです！成長した郁の姿を楽しみにしていてください。

◆福士蒼汰
　前作のキャスト、スタッフが集結するので、より一層熱い作品ができるのではないかと思います。僕自身、大好きな役柄なので、また手塚光を演じられる事に喜びを感じます。早く撮影に参加したくてたまりません。手塚の恋も進展するのか!?お楽しみに！

◆佐藤信介監督
　続編は、1作目より人間ドラマもアクションも、さらにパワーアップをさせて、他のどの作品でも味わえない見たこともない世界を作り上げていきたい。いまアクション練習をやっていますが、準備段階からまるで“戦争状態”（笑）。よりハードな戦い、よりドラマチックな戦いになる手応えを感じています。ラブとアクションが一緒になったような、心が揺さぶられるアクションにしたいと思います。