お笑い芸人の劇団ひとりが25日、都内で著作『青天の霹靂』のオーディオブック制作発表会を行った。5月に公開され、監督を務めた映画版では、元サッカー日本代表の中田英寿氏と交際が報じられた女優・柴咲コウも出演しているが「（交際は）いつからだったんだろう。当たり前ですがそういう雰囲気を出していなかったし、撮影中は一言もしゃべっていないのでわからなかった」と首をかしげていた。

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　映画公開時に行われた舞台あいさつでは、柴咲がひとりの監督としての才能を「感動しました」と賞賛したが、現場では「全然しゃべってくれなくて、社交的じゃなかった」と語っていた。

　オーディオブック版では、『ボキャブラ天国』で活躍し、現在声優としても活動する金谷ヒデユキが主演を務め、劇団ひとりも主人公の父親役で出演している。

　記者から、今後オーディオブックでの声優に深夜番組『やぐちひとり』で共演していたタレント・矢口真里の起用を勧められると「ぜひお願いしたい。今、お客を持ってるからね」とニヤリと笑っていた。

　『青天の霹靂』は、オーディオブック配信サービス「FeBe」にて12月下旬より配信開始。