和食や歌謡曲など、近年日本の“和の心”が海外で評価されているが、意外にも（!?）実際に日本に暮らす私たちの方が、母国の魅力を把握できていないもの。そんな中、「さくら」や「ゆうやけこやけ」、「春の小川」など、色褪せない童謡、唱歌を楽しむことができるコンサートが12月5日、浜離宮朝日ホールで開催される。ソプラノとメゾソプラノという、異なる声種を持つ姉妹ユニット・Sugar Sistersが、師走の一時に美しい歌声を響かせる。

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　Sugar Sistersは幼い頃から童謡、唱歌に親しんできた佐藤容子、寛子による2人組。これまでは個人での活動を行ってきたというが、「日本の歌」を大切にしていきたいという思いが重なり、11月19日にファーストアルバム『わすれがたき　ふるさと』を発売。唱歌「故郷」が、今年誕生100年目を迎えたことに後押しされ、ふるさとのぬくもりを感じる名曲の数々をセレクトし、収録している。

　開催される『Sugar Sisters　佐藤容子・佐藤寛子　ファーストアルバム記念コンサート“姉妹で織りなす美しき日本のうた・心のハーモニー”』では、アルバムの曲を中心に3つのプログラムから構成。ピアノやフルート、バイオリンも加わり、美しいハーモニーを奏でる。